五十一話 運命論者の悲しみ ページ6
敦「フッフフフフッ」
敦が笑っているのを聞いた国木田は
国木田「貴様…ヘラヘラ笑ってる暇があったら…なんだお前泣いてるのか？」
国木田が敦に説教を喰らわせようとしたが、敦が泣いている事に気が付き敦に尋ねた。だが敦は
敦「な、泣いてませんよ！」
後ろを向いて言う
国木田「泣いてるじゃないか」
国木田に指摘されるが、敦は涙を拭い反論する
敦「だから泣いてませんて！」
しかし国木田は笑い乍ら
国木田「これだからなぁ全く最近の若い奴の典型だお前は！仕事を命じても勝手に遊びに行くちょっと叱ればすぐに泣く！」
そうおちょくられた敦は必死に
敦「違います！これは違います！」
必死にそう訴えるが、国木田は敦に
国木田「だって泣いてるじゃないか」
敦「泣いてるけど…これは違うんです！」
認めたが、再び反論を繰り返していた。それを見ていた探偵社員は、二人のやり取りを見つめていた。そして、全員が
全員-国木田、敦((いや、鈍感すぎだろ))
と、思っていたとかなんとか。そしてAが敦に近づき
A「フフッお帰りなさい、敦さん」
ハンカチを敦の目に当てるA
敦「ありがとう」
ハンカチを押さえ乍らお礼を言う敦。するとAが敦に
A「此処が敦さんの居場所です。決して揺らぐ事のない…貴方のいるべき場所です」
そう言い、敦が再び、涙を流し
敦「…Aちゃんには敵わないね」
そう言い、笑った
A「そうですか？」
Aが首を傾げると、敦が
敦「本当にありがとう」
今日一番の笑顔を向けた。それを見たAは自身も微笑み
A「此方こそ」
そう言い、敦に笑顔を向けた…が
A「却説…」
その言葉を発したAから、黒いオーラが湧き出た。それを見た全員が怯む
A「太宰さんは何処に？」
黒い笑顔で国木田に尋ねた。国木田は怯え乍ら
国木田「し、下のうずまきにいる筈だ…」
その言葉聞いたAは
A「ありがとうございます。では失礼します」
それを見た全員が
全員(((太宰…終わったな…)))
と、思っていた。その後数日、太宰は仕事をきちんとこなしていたらしい。
【武装探偵社が暗黙の了解。Aを怒らせれば、地獄を見る】by国木田
この暗黙の了解はしっかりと敦の胸に刻まれたらしい
〜作者から〜
作品をもっとより良くする為、評価をしてくださると幸いです
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます！もしかしたら、幼少期、“あの人”に着させられてたのかもですね♪楽しんでいただけて何よりです (2019年12月27日 0時) (
レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» あらら〜。クリスマス番外編も？アクシデントだらけですね大笑い♪。夢主さんが、サンタクロースのコスチュームが苦手とは笑笑。余談、太宰さん、夢主さんに、書類整理押し付けるな〜。もう一度、カミナリ落としてあげましょうか？←夢主怒怒 (2019年12月26日 22時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» 見てくれてありがとうございます！まだ鏡花ちゃんが出せないと言う事に涙し乍ら描いてました、楽しんでいただけたなら嬉しいです！ (2019年10月31日 22時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - はろうぃん番外編、ロクでもないですね。太宰さんの迷惑製造機ぶりも全開。爆笑〜♪♪。 (2019年10月31日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！コメント，嬉しいです！これからも頑張って行くので，よろしくお願いします！ (2019年10月24日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2019年10月14日 21時
