【文スト】大人びている少女、武装探偵社にて奮闘中【弍】

はろうぃん番外編 ページ22

全員が先程とは打って変わり、真剣な表情になった。そして

太宰「じゃあ、みんな気を付けて帰ろうね」

そう言い解散した。そしてAと乱歩は手を繋ぎ国木田は手帳の場所を確認し、谷崎兄妹はくっつき賢治は既に帰っていた。敦は不審に思ったが

A「帰り道が一番警戒しなければならないんですよ」

意味深な発言をして帰って言った。太宰は何処かに行き、敦は一人で帰ったいた。その時

女「貴方…武装探偵社の社員？」

道端で女が敦に声をかけた。すると敦は

敦「ええ、そうですけど…もう今日は遅いですから…御依頼なら明日…」

だがそんな敦の言葉を聞かずに女は

女「太宰さんは何処？」

その言葉に

敦「太宰さん？」

ふと敦は去年、女の関係で国木田が寝込んだ事を思い出したすると敦は

敦「でしたら明日、またいらしてください！」

そう言い走り出した。社員寮の少し前だった

コツ…コツ…と、ハイヒールの音が近付いて来た。敦は恐る恐る振り返るとそこには

女「ねぇ、なんで逃げるの？」

先程の女がいた。それをみた敦は

敦「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」

全力で叫んだ…が

太宰「アハハ！敦君。最高だよ！」

物陰から太宰が出て来た。

敦「え？」

敦は涙目で太宰を見る。そして女の方に視線を戻すと

A「悪戯、成功ですね」

ニコリと笑っているAがいた。そして後ろには、社員が全員並んでいる。そして国木田が

国木田「毎回、特に新人はこれに巻き込まれる。来年も体験したくなければ覚えておけ」

国木田の言葉を最後に、本当に解散となった。しかし敦は

〜夜中〜

敦(眠れない…もう夜中にハイヒールの音聞けない…もう嫌だ…)

見事にトラウマを生んでいた

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