不機嫌 ページ11
*
Aの背後へと近づく白い物体。
周りの者たちは「またか」と呆れている。
Aとの距離がほぼ0となり彼の両肩の上に手をのせようとしたが…
『…何方ですか?』
予想外にAが振り向き、逆に自分が驚いてしまった。
「こりゃあ驚いたな…なんでわかったんだ?」
『背後から金属の音がしたからです。』
少し不機嫌なA。
【ったく…出会って間もないのにいきなり驚かそうとするなんて何なんだこの白い人は】と心の中で毒づいていた。
「なるほどな…おっと、紹介が遅れたな！鶴丸国永だ。よろしく頼む。」
『南泉一文字です。Aと呼んでください。』
「堅いなあ〜もっとはしゃいでいいんだぜ?」
『はしゃぎ過ぎなのは鶴丸さんなのでは?』
「そうか?俺はあまりはしゃいでいないと思うが…」
さらに機嫌が悪くなるA。
そんなAの事を気にせずに話を続けている鶴丸。
そして、2人を見て慌てる粟田口の短刀達。
「A落ち着こう！」
鯰尾が2人の間へ入り、Aを落ち着かせようとするがAの機嫌は悪くなる一方…
「みんなー！もうすぐ夕餉できるから準備して！」
スパーンと効果音がつくぐらいの勢いで扉を開けた審神者。不機嫌なAとうって変わりとても上機嫌であった。
「Aくんはへしべに本丸を案内してもらってね！それ以外は宴会の準備！始め！」
暗い雰囲気が一気に審神者によって消える。恐るべし審神者！←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「刀剣乱舞」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彗華@京都へ行きたい (元:凰華)(プロフ) - 夜兎さん» コメントありがとうございます。早く他の作品を終わらせて此方の作品を更新出来るよう頑張りますね！ (2016年2月19日 20時) (
レス) id: 4e64820097 (このIDを非表示/違反報告)
夜兎(プロフ) - すごく面白かったです。更新頑張ってください！(ほかの作品) (2016年2月18日 22時) (レス) id: 16124da157 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彗華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/haduki18111/
作成日時：2015年9月13日 13時
