・ ページ19
薮side
薮「ここが今回の事件現場ですか...。」
「はい。
被害者は
死因は毒殺かと。」
九州まで約7時間かけて来た俺ら。
結構な移動距離だったからか、
みんな疲労が溜まっている。
そんな中でも裕翔は、
カシャカシャカシャ...と淡々と事件現場を撮影していた。
中「...あれ？」
ずっと集中して撮影をしていたのに、
いきなり声を発した裕翔。
八「どうした？」
中「いや、これ見てよ。」
八「どれどれ...花？」
裕翔と光が2人で見ていたのは、
棘が恐ろしい花だった。
高「被害者の女性が好きだったとか...？」
知「いや、それはないよ。」
八「えっ？」
知「みて、これ。」
そう言って知念が指さした方を見る。
有「花言葉図鑑...？」
知「うん。
大貴、その本でアザミって調べてごらん。」
大ちゃんは本を手に取り、
知念の言うアザミという花を調べた。
有「えっと...アザミ...アザミ...あった！！」
みんなどれどれ...と大ちゃんの本を覗き込んでる。
有「あれ...この花、
裕翔が見つけた花と一緒じゃない？」
中「本当だ。この花アザミっていう花なんだ。」
そう言って、裕翔が花に触れようとした瞬間。
知「触っちゃだめ！！」
中「えっ？」
知「この花は棘があるでしょ？
だから、この花の棘の部分に毒を塗って...」
薮「毒殺ってわけか...。」
知「僕はそう睨んでる。」
薮「光、ちょっと鑑識出来ないか？」
八「うん、やれる所までちょっとやってみる。」
光はそう言って厳重に注意しながら花を鑑識する。
俺たちはその間、
密室のトリックの種を探していた。
高「あのアザミって花を、
被害者の女性が気になって触っただけじゃなくて？」
薮「いや、それじゃリスクがありすぎる。
普通に考えれば被害者の女性が棘に触らない可能性の方が大きい。」
現場の鍵は全てかかっていた。
外から中に何か危害を加えることは
普通だったら出来ないはず...。
なんでだ...？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 440人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月(プロフ) - 楠木りずむさん» あれ、本当だ←直してきます…笑 (2019年3月12日 21時) (
レス) id: ebc572ab60 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 題名の点の表記が他と違うよ(突然の登場こんにちは) (2019年3月12日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます！！そうなんですか…。私は大学受験生ではないので、偉そうなことは言えませんが、、お兄ちゃんに"頑張って"って伝えてあげてください…！大好きだなんて…！嬉しいです(*^^*)更新頑張ります(*´▽`*)コメントありがとうございました！ (2019年2月24日 0時) (レス) id: ebc572ab60 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - 志望校合格おめでとうございます！！！私のお兄ちゃんは大学受験で前期全て落ちたので、後期頑張るって落ち込んでました（笑）このお話大好きなので、更新頑張ってください！！！ (2019年2月21日 17時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 渚さん» ありがとうございます！更新頑張ります...！ (2018年10月18日 20時) (レス) id: ebc572ab60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 | 作成日時：2018年10月18日 17時
