Episode2 ページ14
伊野尾side
知「だからっ、
今回だけ涼介はお留守番にしよ？」
山「みんなが事件解決してる間に1人でのんびり家にこもってられるわけないだろっ！？」
2人の言い合いがリビングで飛び交う。
今ここにいるのは言い合いをしている山田と知念と俺だけ。
原因は、今回の依頼の内容だ。
今、俺たちの基地というか...家というか...
まぁ、生活場所は東京にある。
でも今回は九州の方からの依頼。
もちろん車で移動できる距離ではないから、飛行機を使わなきゃ行けない。
そうなると、気圧とか気候とかの変化が大きくなっちゃうから必ずと言っていいほど山田は体調を崩してしまう。
俺は機械担当ではあるけれど、
少し医療もかじっていたから医療担当である知念の止める気持ちはよく分かる。
幼なじみなら尚更だ。
けど山田はみんなに迷惑をかけることを極度に嫌っているから、お互い1歩も譲らない状態。
知「今回は本当にダメだって！
ついこの間倒れたばっかりでしょ！？」
山「嫌なんだよ...！1人で何もしないのが！」
知「でも、倒れたら元も子もないでしょ？
じゃあ、誰かと一緒にいればいい？」
山「そういう問題じゃなくて！」
未だ続く言い合いを聞いていると、
薮がリビングの扉を開けて入ってきた。
言い合いに夢中でそんなことにも気づかない2人はさらにヒートアップしている。
その様子を見た薮は、今自分が入る場面ではないと悟ったのか俺の隣に座ってきた。
薮「なぁ伊野尾、あの2人何があったんだよ。」
伊「次の依頼の場所が、九州らしいのよ。
それで、山田この間倒れたろ？
だから、知念が行かせられないって。」
薮「だから山田、迷惑かけると思って知念に反論してんのか。」
伊「そういうこと。
で、知念が1人が嫌なら誰かと一緒に留守番してるかっていう話になってる。」
薮「2人ぐらいいた方がいいよな。
知念はもし何かあった時のために行ってもらわなくちゃだしなぁ...。」
伊「あ、俺、別に自宅待機でもいいよ。」
薮「あれ、今回の案件機械的な要素ない感じ？」
伊「なんか密室殺人らしいけど。」
薮「微妙なラインだな。
でも、まぁいいか。
伊野尾と..誰にするか。」
伊「山田が大好きな裕翔もこればっかりは待機ってわけにはいかないもんね。」
薮「そうだよなぁ...。」
伊「...圭人にする？」
薮「えっ？」
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如月(プロフ) - 楠木りずむさん» あれ、本当だ←直してきます…笑 (2019年3月12日 21時) (
レス) id: ebc572ab60 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 題名の点の表記が他と違うよ(突然の登場こんにちは) (2019年3月12日 21時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます！！そうなんですか…。私は大学受験生ではないので、偉そうなことは言えませんが、、お兄ちゃんに"頑張って"って伝えてあげてください…！大好きだなんて…！嬉しいです(*^^*)更新頑張ります(*´▽`*)コメントありがとうございました！ (2019年2月24日 0時) (レス) id: ebc572ab60 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - 志望校合格おめでとうございます！！！私のお兄ちゃんは大学受験で前期全て落ちたので、後期頑張るって落ち込んでました（笑）このお話大好きなので、更新頑張ってください！！！ (2019年2月21日 17時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 渚さん» ありがとうございます！更新頑張ります...！ (2018年10月18日 20時) (レス) id: ebc572ab60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 | 作成日時：2018年10月18日 17時
