すとーりー３２ ページ41
〜藤野side〜
ここで話をしたらマズイな‥
ちょっと移動してからにしよう。
・
・
・
（人1）「ここなら‥いいだろう」
着いたのは用具室。
陸上部専用の器具などが置いてある場所だ。
めったに人は来ない。
来るといったらマネージャーぐらい。
抱えていた猫を降ろす。
（人1）「よしよし、ちゃんとやってくれたな。
お前に任せて正解だった。なんだか
ほっとけないヤツだからな、城摘さん」
頭を撫でてあげると猫は目を細めて笑う。
とても嬉しがっている。
じい――っ
（人1）「ん、なになに‥？‥‥そうか、誰か来るのか。
じゃあお前は先に帰ってろ。気を付けろよ」
猫はしっぽを揺らして「じゃあな」と言っているようだ。
というか人って誰が来るんだよ…
面倒なことにはなりたくないな。
・
・
ガシャガシャ‥
ガラッ
なんだ、マネージャーか。
そろそろ片付けなのか。
走りこみだけしかやってないけど…まぁ、あとで走るか。
‥着替えに行こ―――
ガシャンっ
え？
まさかっ！
走って入口に行ってみると‥
（人1）「しまった‥っ!!鍵がかかってる」
A「え‥嘘でしょ」
バッと後ろを振り向くと、片付けに来ていた
城摘さんがいた。
（人1）「くそっ‥‥誰か！まだ人がいるんですけど」
帰ってくる声はない。
たぶん時間を忘れていたため急いでいたのだろう。
そのために確認をしている時間もなかったとか＿＿＿？
とにかく今の状況を変えることが優先だ。
城摘さんがいるしね。
（人1）「大丈夫。きっとここから出れるから安心して。
こう見えても俺さ、運動全般が得意だから」
A「‥‥はい！」
下向きの顔が上に向いたとたん、
太陽のような笑顔が咲いた。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ドッキドキですね///
さて、藤野くんとAさんの運命はいかに!?
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
珀星(プロフ) - とみーちゃんさん» oh…あたしもぜひぜひお友達にさせて下さいっ（●＾o＾●） (2013年10月2日 23時) (
レス) id: ffadeef90e (このIDを非表示/違反報告)
とみーちゃん - めっちゃ面白いです！友達募集してます！ だれか…友達なりましょ// (2013年10月1日 23時) (レス) id: bafc7205f2 (このIDを非表示/違反報告)
珀星(プロフ) - まいまいさん» 旅館でやったけど、ラリーの回数５回だったww (2013年9月14日 21時) (レス) id: ffadeef90e (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 卓球部 (2013年9月14日 18時) (レス) id: 12556f4bac (このIDを非表示/違反報告)
珀星(プロフ) - はる☆すたさん» 組み体操‥!!?うちらはないなぁ。でも女子全員で踊り(民謡)を踊らないといけないんだ。 (2013年9月12日 1時) (レス) id: ffadeef90e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷麗珀亜 | 作成日時：2013年5月29日 22時
