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6話 ページ6
有岡side
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扉が閉まった山田の部屋を見つめながら「ごめん、、、」そう呟いて自分の部屋に戻った
流石に俺も言いすぎたかな、、、
そう思ったが急にキレだした山田も山田だ
明日の朝起こされてもぜってぇ起きてやんないし
なんてちっさい腹いせを考えながら眠りについた
「…っ…き…さま、だ…いきさま」
「え……」
絶対起きてやんない！そう思っていたはずなのにあっさりと開いた瞼
なぜなら、俺の名前を呼んだのは山田ではなかったからだ…
「おまえ…だれ？」
嫌な予感がした
「あれ？ご存知なかったですか？
今日から大貴様の専属執事になりました。
知念侑李と申します。」
「知念…くん？あの、、りょ…山田は？」
知「詳しいことは僕も知らないんです…
申し訳ございません」
そう言ってぺこりとお辞儀をする知念くん
悪い人ではなさそうだ
「そっか…ありがと」
この時山田は相当俺のことを怒っているのだろうと思っていた…。
だから俺がこの時に山田のことを必死に取り戻そうとしなかったのを後悔するのはもう少し先の話、、、
まさか、、、山田がこんなにも苦しんでいるなんて知らずに____
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作者名：春田モモ | 作成日時：2018年3月12日 21時
