犬と猫は付き合ってるようで【男主】 (ページ8)

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犬と猫/7 ページ8

いつも金曜にあげてるブログを上げ終わりこのままダラダラしていたら一生お風呂に入れないと思い、すぐに風呂場に向かう

北斗は今日、帰りが遅い日
明日、俺と北斗は午後から仕事
北斗が帰ってきたらちょっとでも話せる時間あるかな

そう思い俺はシャワーを浴びた

お風呂から上がりスキンケアを終え髪の毛を乾かそうとしたら北斗が帰ってきた

『おかえ』

おかえり、と言おうとしたら北斗が抱きついてきた

『なに』

松村「ブログ、帰りの車で読んだ」

『うん、良かったよ映画、撮影頑張ったね、改めてお疲れ様』

松村「…そーじゃなくて！俺は、褒めてくれないの？」

はぁ、ほんとめんどくさい奴
俺がブログでお前のこと多く言わなかったのはお前だけに言いたかったからだし

『山添さん、良かったよ、細すぎて心配になった、でも役作りだもんね、最初は素っ気なかったのにだんだん笑顔が増えていくの心暖かくなった、あとは、やっぱりあなたは演技が上手いね、俺の尊敬する俳優の松村北斗だった』

抱きついてくる北斗の頭を撫でながら言う
北斗が頑張ってたの知ってたしこれくらいはな

松村「ん〜好き」

『はいはい、俺も好きだよ』

松村「今日はデレ村なの？」

『なんだそれ、それいうならお前は毎日デレ村だな』

松村「俺は田村Aになら毎日デレです」

『はいはい、てか俺髪の毛乾かしたい北斗もご飯か風呂どっちにすんの？』

松村「風呂入る」

『分かった、お湯ためてるからゆっくり入るんだよ』

松村「はーい」

北斗の荷物を預かってお風呂の用意をする北斗にそういう

俺も髪の毛乾かすかぁとドライヤーを洗面台にあるコンセントに差し込む

俺がスイッチを入れようとしたところで北斗が耳元で

松村「今日は寝ずに待ってて」

なんて言うものだから俺は膝から崩れ落ちた