犬と猫は付き合ってるようで【男主】 (ページ3)

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犬と猫/2 ページ3

アクセサリーどーしようって悩んでたら北斗が戻ってきた

松村「うわ、今日も可愛い、まつ毛ギャンギャンじゃん」

『うん、まつ毛ギャンギャン上げてみた』

松村「可愛い」

『北斗今日メガネかけんの』

松村「うん」

『なら俺も黒縁メガネかけよー』

松村「ほんと可愛い」

『ね、アクセサリー何しよ』

松村「俺が選んでいいの」

『うん』

松村「可愛い」

『早くしろ』

これいつもの会話なんだよね
怖いよね
わかる
俺も怖い
こいつのこと怖い

松村「はい」

『お前さ…』

俺は北斗の手にあるアクセサリーを見てため息をついた

『全部お前から貰ったやつじゃん』

松村「当たり前でしょ、いつに渡したかも言えるよ？」

『時間ないから遠慮しとく』

俺ら選んでもらった指輪とピアスを手早く付ける

松村「今日も可愛い」

『それしか言ってねぇじゃん』

松村「自己肯定感低い恋人の自己肯定感上げるのが彼氏としての役割じゃないの？」

『言いすぎてもダメじゃね？』

松村「俺があなたに嘘ついたことある？」

『…準備終わったの？』

松村「そーやってはぐらかすところも好き」

『なんでも好きじゃん』

松村「当たり前でしょ」

そういい俺の頭を撫でてくる北斗

松村「今日はノーセットなんだね可愛い」

『もー！分かったから！それ以上言うな！』

確かにアイロンかけただけだけど！
めんどかったの！今日はヘアセット

松村「あ、そーだ」

『なに』

急に北斗がなにか思い出したかのように言うから何事？って思ったらﾁｭｯと急にキスしてきた

松村「これで今日も頑張れる」

そういったと同時にマネージャーから電話が来た

松村「迎え来たよ、行こっか」

そういい俺の手を取って玄関に進む北斗
ほんとにこいつにはいつまでたっても敵わない