大男の最年少は [男主] (ページ9)

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ジェシー「ねぇ、どういうこと？」

髙地「普通来るか？」

田中「いや来ねぇよ、だって苦情だったらその場で言うじゃん」

京本「俺たちに聞きたいことって何」

みんなもう訳が分からなくてパニック状態
俺もどうしたらいいか分からないしもう半泣き状態

そんな俺を察したのか北斗が

北斗「大丈夫だよ、Aだけじゃない。みんないるから」

って、北斗だって怖いくせに安心させてくれる
そーいうところが好きなんだ

俺は安心感を求めて北斗の腕にギュッと抱きつく

それと同時にインターホンがまた鳴った
ついに来てしまった
急に鳴ったインターホンの音とその事実でビクッと震えあがる俺は北斗に抱きついてるから北斗にもそれが伝わって

そしたら、1度腕を離された
と思ったら俺が1番安心するバックハグをしてきてくれた
いつもだったら絶対しない
ましてやこんな状況で
でも、俺はもう震えも止まらないしパニック状態で心臓がドキドキして吐きそう
今はその北斗の行動がありがたかった

髙地「はい、」

警察「あ、○○警察の山田と申します。」

髙地が対応してくれて俺は1度北斗とリビングへ
でも、みんなも気になるのか玄関近くにはいてほぼ全員集合状態

警察「あのですね、実はこのマンションの上の階で男性が倒れているのが発見されまして…断定はまだできないんですけど他殺の疑いもありまして…」

玄関先から聞こえるそれにもう俺は限界

『…北斗…』

松村「…大丈夫だから、何があっても守るから」

警察「犯人はベランダから降りて外に出たようなので、ちょっとベランダ確認させて頂いてもいいですかね？」

そう言われてしまえばもう終わり
ここで拒むのもおかしいし
警察官が家に入ってくるということはこちらに来るということ自然と北斗への密着度が上がる

北斗「大丈夫、俺の後ろに隠れときな」

北斗も怖いはずなのに
いや、北斗以外もだ
対応してる髙地だって
警察官から話を聞いてるメンバーだってみんな怖いのに

何も出来ない俺がまた嫌になる
するとそれをまた察したのか

松村「大丈夫、Aは俺に守られとけばいいんだよ」

って、まるで少女漫画だ
付き合ってもいないのにこんな彼氏ムーブかましてくる思わせぶり北斗が嫌いだけど好き

それに毎回、大丈夫から入るのも
俺の心を狂わせるんだ