大男の最年少は [男主] (ページ33)

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あの後、北斗に「これから貴方がドラマ期間とかで忙しい時はなるべく行くから、合鍵持ってるしその時会えなくても俺がご飯とかストックしとくから！ちゃんと食べた？っていう電話もするしメッセージもするから、絶対食べるんだよ、分かった？今日もストック効くご飯作って置いたから明日それ食べて？じゃあ、Aが寝たら俺、合鍵で戸締りして帰るから早く寝て」

って爆速で語られて俺は言われるがままに眠りについた
本音はもうちょっと一緒に居たかったけど北斗の早く寝ろって言うオカンみたいな圧がすごくて大人しく寝た

そして次の日にはもう完璧に体調は戻って幸せな気分になる
これで台本の確認できるしみんなに迷惑かけなくて済む!!

てか、今更だけど俺が忙しい時にご飯の作り置きしてくれるのさすがに彼女過ぎない？
いや、俺は北斗の彼女になりたいんだけどってお前男だろって言う意見は一切受け付けてないからな！

だけど好きな人のご飯が食べれる、なんならストックで置いてあるっていう事実にめちゃくちゃ幸せな気分になる
俺、人生で初めて好きになる人が北斗でよかったな

そんなことを1人の楽屋で思っていると樹と髙地が楽屋に入ってきた

髙地「あ！Aいるじゃん！おはよう」

田中「Aー！！心配したんだぞ！？」

なんて2人から言われてしまって、本当に迷惑をかけたなって改めて反省

『ごめんね？2人とも、でももう大丈夫！元気だよ！』

田中「そーやってまた無理するだろ？ほんとに元気になっててよかったけど次からは無理すんなよ！」

髙地「マジであの時ビビったわ…」

たしか俺、髙地の横で倒れたんだっけか
んで、その近くにいた慎太郎と北斗に…って

『なんで昨日、北斗が看病してくれたの？』

田中「あ〜、あれね、あの後なんもなかったの北斗とAときょもだったんだけどきょもはいたとしても戦力外ってなってなら北斗が看病しようってなったのあいつ、Aの家の合鍵持ってるし」

髙地「けど、大我も大我なりに心配してたぞ、北斗がお前のこと支えて楽屋から車まで連れていく代わりに大我は楽屋からお前の荷物持って行ってたしなんなら、北斗と車乗って家まで荷物持っていったって」

それで全部を理解した
北斗は俺を運んで、きょもは俺の荷物を持ってくれて

うん、決めた
2人が来たら改めて沢山のありがとうを伝えよ
あ、ジェシーと慎太郎にもだね
もちろん今目の前にいる2人にも