大男の最年少は [男主] (ページ30)

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若様の限界ページ30

有難いことに忙しくさせてもらってる身
連日のドラマ撮影、雑誌の撮影、YouTube撮影
有難いし頑張りたい
だけど…

『えっぐ………』

言葉にできないほどクソ体調が悪い
今日に限って歌番組の収録だし

いやもう気合いだ
薬飲んで一旦、送迎車の中で寝よう
もうちょっとでマネージャーの車が来るからそれまでには気合いで準備しよ

車の中で寝たんだけども…

田中「ほんとに大丈夫なんかよ」

『…ん、大丈夫』

心配されるほどにはフラフラ
さっきカメリハは終わらせた
その時は仕事モードに入れてたから何とかできた
俺はプロなんだからちゃんとしないと

京本「プロなら体調管理もちゃんとしないと、はい」

そー言って渡されたのど飴
きょもの言ってることは正しい

『きょも好きありがとう』

京本「本番まで寝ときなよ？」

『うん』

あーだるいしんどい
今日これだけこれ終わったら帰れる

松村「あなた薬は」

『飲みました』

松村「ん、じゃあここ来て寝な」

そう言って用意されたのはまさかの北斗の膝
膝枕していいってこと…？

松村「本番10分前には起こすから髪の毛はノーセットで行きな、あなたどんな髪でも似合うんだから」

ナチュラルに褒められちゃった
うれしい幸せ

『うん、そーする北斗ありがとう好き』

松村「そーいう事あんまり軽々しく言うんじゃないよ」