大男の最年少は [男主] (ページ20)

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『後にこのことを樹にも知られるって言うね』

髙地「そっかぁ…なんで俺らに言ってくれねーのって気持ちもあるけどそれくらいの時期の辛さは俺らも分かるからなんとも言えねぇな」

森本「いやそーだけど言ってよ！今は大丈夫なんだよね？」

『大丈夫だよ、北斗が空けてくれたやつで最後だから、ね！北斗！』

そーいって俺は北斗を見つめる
すると、北斗は何故か真っ赤で

松村「いや、なんか、昔の俺すげぇ恥ずいこと言ってるし無責任なこと言ってるな…」

って顔を真っ赤にしながら言うから

『なんでよ、俺は北斗の言葉に救われたよ、ありがとう』

って、改めて感謝の言葉を伝える

ジェシー「じゃあ、次のAへの誕生日プレゼント俺はピアスにする！」

京本「俺も」

森本「じゃあ俺も！」

髙地「いやみんなピアスだったら面白みねーだろ！」

いやそこは俺に突っ込ませてくれよ！

田中「まぁいいんじゃね、北斗の言葉に救われたこいつが今こうして俺たちのグループで笑ってくれてんだし、次は俺がAのこと助けるぞー！」

って言いながら頭をワシワシ撫でくりまわしてくる樹

『俺は樹にも北斗にも、もちろんみんなにも助けられてるよ、ありがとう、だけどせっかく髪の毛セットしたのにそんなに撫でられたらセット崩れる、やめて』

改めてこのグループが好きだって気付かされた
それはこのピアスのおかげだったり、なんてね

『ね！北斗！北斗に空けてもらったあとから俺の耳にピアス増えてないでしょ？』

松村「うん、増えてない、俺との約束ちゃんと守ってくれてありがとう、新しいピアスもいいの見つけたらプレゼントするからね」

そう言いながら北斗が空けてくれたピアスを北斗自信が撫でる

ねぇ、北斗、これは誰にも言ってない俺だけの秘密なんだけどね

グループ結成日もうひとつ不安なことがあった
北斗とどう接すればいいんだろって
仮にもあなたはずっと変わらない昔からの俺の好きな人だから

まぁそのあなたにグループ結成日の最初の方、避けられてツンデレ期なんてものができた時はメンタルやられそうになったけど

昔はちゃんと仕事とあなたのことわきまえることできてたけど今できてるか分かんないや
それくらい北斗のことを大好きになってしまった

昔はピアスに依存してたけど今は北斗に依存してるかもしれない、なんてことを伝えたら北斗はどう思う？