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若宮 side
俺はピアスをこんなにも空けている理由をみんなに話した
俺Jrの頃、グループを結成できた嬉しさと同時に不安もあった
俺だってSixTONESが最初のグループじゃない
何回もグループを組んでは解散を繰り返したし
「若宮と一緒になったやつは解散するし退所する」
なんて言う良くないことを言われたくらいだ
みんなも1度は推しの口から聞いた事あるんじゃないか
「次でダメだったらこの道をやめよう」
俺もそれにあてはまってた
そして、その次のグループがここ、SixTONESだった
だけど、不安定なこの気持ち
足を引っ張りたくない
歌の上手いきょもとジェシーに負けないように歌上手くならないと
ダンスが上手いみんなに負けないよにもっと練習しないと
演技だって、もっともっと
そうしていくうちに自分が頑張れる許容範囲を大幅に超えていた
それに自分は気づかずに頭痛だったり腹痛だったりのちまちました体調不良に苦しんでいた
そしてまた体調管理のできなさに心が参っていた
ただグループを大事にしたい
手は抜けない
頑張らないと
けど気持ちだけが追いつかない
限界だった
自傷行為はできなかった
だってそれをしたら周りに迷惑をかける心配をかける
なら、俺らしくてSixTONESらしくてこの気持ちを落ち着かせるものは
そうしてたどり着いたのがピアス
SixTONESはアイドルらしくって言うよりかはチャラい！かっこいい！いかつい！みたいな感じだからピアス何個空いてたっていいよなって思って空けたんだ
不安になる度に
本当は右耳の3個目は空けない予定だった
もうやめようって
でも、また空けてしまいそうになった時があった
その時はみんな帰った楽屋に一人でいて、たまたまピアッサーを持ってたから開けようと思えば開けれた
だから開けよう、そう思った時に楽屋のドアが空いて入ってきたのが北斗だった
そして、北斗にピアス開けるの？って聞かれて
うんって答えて
そしたら北斗はなんで空けようとするの？って今でも沢山空いてるじゃんって
だから、北斗に俺がピアス空ける理由を話したの
したら、ちょっとだけ怒った北斗が「どこに開けるの」って
俺は、耳たぶに開けるって答えた
そしたら、北斗は否定も肯定もせず
「じゃあ俺が耳たぶに空けてあげるから俺が空けたピアスの穴で最後にして」
って
「Aの逃げ道をピアスじゃなくて俺らSixTONESにして」
って
SixTONESのためにこうなった俺を北斗がSixTONESが助けてくれた
だから俺はこのグループをもっともっと大切にしようって
そう胸に抱いて北斗にピアスを空けてもらったんだ
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あるパカ(プロフ) - とてもおもしろいです！！更新たのしみに待ってます。 (1月8日 0時) (
レス) @page12 id: 91316b81f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒船 | 作成日時：2024年1月2日 12時
