大男の最年少は [男主] (ページ12)

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[ここでニュースです。今日午後14時頃○○○沿いのマンションで20代くらいの男性が刺され死.亡しているのが見つかりました。警察は殺人事件とみて調査を進めています。発見したのは同じマンションに住む管理人で______]

俺たち全員テレビから聞こえてくる音声に絶句
空いた口が塞がらないとはまさにこの事

森本「犯人、警察官襲って警棒と制服持って逃走だって…」

京本「こわっ」

ジェシー「Aが言ってたこと間違ってないってこと？」

うあああ…
なんでこーいう時に限って俺の馬鹿な頭は働くのかな！？

田中「ねぇ、待ってみんなマネージャーから」

今回はマネージャーがこの部屋を借りたので連絡が来るのを待っていた
マネージャーによると報道部から特別に今のニュースの犯人の顔写真を入手できたからもしものために確認しといて欲しいとの事

髙地「これ、Aに見せらんないわ」

え、どーいうこと

京本「…もうアウトやんこんなん」

俺は気になってしまい樹が持っていたスマホを無理やり奪い画面を見る
するとそこには俺がエントランスでぶつかった男が映っていた

松村「うそだろ？」

ジェシー「その人を1回家に入れてしまったのがやばいでしょ」

森本「これ、嘘ついててよかったね」

…いや、待てよ
どっちにしろ…

『ううん…そんなことない…』

森本「…え？」

『だって、嘘ついてもつかなくても向こうからしてこっちの顔は知られてる…俺なんてもうぶつかった本人だし、だけどニュースが出た今、殺人を犯す人間がまともな思考回路でいられると思う？もしかしたら俺達も___』

危ないかもしれないから

と言いたかったのにそれは本日3回目のインターホンでかき消される

京本「やばいやばいやばいやばい」

髙地「なんでこのタイミング！？」

うわ、やば
さっきまで淡々と話せてたのにもう無理
口も体も動かない