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治安の悪いお兄さん ページ29
A「ねぇ、もっと派手なのやらない？」
蓮「庭で？無理でしょ。いいじゃん、線香花火。俺は好きだよ。」
A「大きい人って花火も小さいのが好きなの？」
蓮「いや、関係ないから、それ。」
ふんっ、庭で仲良く花火なんかやりやがって。うぜぇ。
しかも庭なのに浴衣まで着ちゃってさ。雰囲気出してんじゃねーよ。
A「そこのお兄さん？」
はぁ？俺？
A「心の声は口に出さない方がいいと思うよ？」
えっ？出てた？やべぇ……
うわぁ、なんかこっち来た〜
A「はいっ。これお兄さんの分。最初に玉が落ちた人がビール奢りね♪」
はぁ？
蓮「あっ、落ちた。」
A「早すぎ(笑)はいっ、蓮、買ってきて♪」
蓮「落ちる気がしてたんだよな〜。お兄さんは飲みたい銘柄あります？」
いや、ないけど……
蓮「んじゃ、行ってくるわ。」
A「気をつけてね♪」
なんなの？この展開。パニックパニック。
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作者名：唯羽 | 作成日時：2020年8月5日 16時
