【銀魂】副長殿の補佐官様 ２

６１：やっぱり敵わないや ページ21

最初からそうするつもりだった


　どうせ何もかも終わったら私は捕まるのだから


　なら罪を償う代わりに死ぬ


　そう考えていたんだ









A「ごめんね、トシ

　私は自噴がやっていることは間違っていると分かっている

　けど今までやって来たことを無駄にしたくない

　私はやりたいことをして自分で死にたい

　こんな事して助かる訳ないのだから」









　分かっていたことだった


　それはトシも同じ


　私ね、死ぬならやり遂げた後がいい


　そして終わりを告げるように死にたい


　それか…あなたに殺されてしにたいなってさ？









A「さぁ、トシ選んで

　将軍を殺すか私を殺すか…

　選ぶのはあなたよ、トシ！！」









　俯くトシ


　そうだよね、簡単なことじゃないよね


　分かってるよ


　あなたは昔から重大なことを任されてばっかり


　でもいつもそれが正解たったんだ


　だからトシが選んだ方は間違いはない









土方「両方却下だ。」


A「……えっ」


土方「どっちかを殺すだァ？

　んな事言われてどっちも殺せるか！！

　答えはどちらも殺さないでこの井草を終わらす！！

　それが俺の答えだ！！」


A「…はぁ」









　やっぱりそうなっちゃうか


　トシには敵わないや









A「…負けたよトシ、降参する」









　私のこの言葉により終わった

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