-火の国いじり- ページ29
亮太side
『もうええわぁ
どうも、ありがとうございました〜』
漫才を終えて袖にはける
すると次の出番であったからし蓮根が
やけにニヤニヤしながら待っていた
『お疲れ様です！』
Aが声をかける
青空「俺ら今日新ネタやけん
ちょっとここで見といてくれる？」
「そーなん？全然ええよ」
『え、楽しみ！』
意見欲しいってことかな？
からし蓮根の出囃子が流れて2人が出ていく
青空「からし蓮根ですお願いします〜」
いつものように挨拶した後、
伊織が笑いながら言った
伊織「今のAの"もうええわ"聞いた？」
『えっ？』
お客さんも笑い声をあげる
青空「あ、みなさんも気付きました？笑」
伊織「今日かなり川西さんじゃなかった？笑」
『うわ！？恥ずい！』
なんやそういうことか
これ言うためにわざわざ残すってなんやねん笑
「A、行け笑」
背中を押すと袖から少し顔を出して
『ちょっとやめてくださいよ！
...もうええわぁ！』
あんまり遊んでると支配人に怒られるから
それだけ言ってすぐ引っ込むA
はぁおもしろ。
青空「改めてやらんでいいのよ笑」
伊織「ほんとに似てなかった？笑
わざとなのかな」
青空「いやあれは完全に無意識ばい」
袖で必死に笑い声を堪える俺ら
Aも恥ずいとか言いながら楽しそう
結局、
一応新ネタやるかもと思って見てたけど
そんなことはなかった笑
『新ネタやらへんのかい！』
ネタを終えたからし蓮根と楽屋に戻る
伊織「ごめんどうしても言いたくて笑」
青空「Aほんとに無意識やった？」
『いや無意識ですよ！
本人いないとこでわざとやらないでしょ！』
伊織「だとしたら染み付きすぎてるんよ笑」
「2人とももうその辺にしたってくれ笑」
青空「亮太気付かんかったと？」
「俺はわかんなかった笑」
『2人が過剰なんですよ、話盛らんといてください』
伊織「いやお客さん笑ってたって
亮ちゃんは隣で聞きすぎて気付かなかったんよ」
「ちょっと、今度和牛さんいるときやってや笑」
『それは嫌、川西さん絶対苦笑いしはるし
水田さんにはキモい言われる』
青空「水田さんのジェラシーすごいな笑」
『川西さん川西さん言ってると怒るんよ』
Aに嫉妬したり
川西さんに嫉妬したり
水田さん忙しいなぁ笑
同じことを考えていたのか、2人も笑う
伊織「俺水田さんじゃなくてよかった」
青空「それは何か違うばい」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - 野村さんのお話ありがとうございます！これからの展開楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (2021年2月10日 19時) (
レス) id: 9a7f3a5422 (このIDを非表示/違反報告)
えむ。(プロフ) - ハルさん» 多田さんのお話書いていただきありがとうございました◎！ (2021年2月6日 22時) (レス) id: 5f811dd76a (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - コメントありがとうございます！たくさん挙げていただいて助かります！書かせていただきますね！ (2021年2月6日 2時) (レス) id: 3cd9b5c6a0 (このIDを非表示/違反報告)
まっきー(プロフ) - 毎日初めまして。更新楽しみにしてます。ロングコートダディさんや、ニッポンの社長さん、滝音さん、からし蓮根さんあたりをもっと出していただけるととても嬉しいです！よろしくお願いします！ (2021年2月6日 0時) (レス) id: 4b9ae4495c (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます！野村さんですね◎劇団コケコッコーちょっと挑戦してみたいのですが、きたみなチャンネルのお話とかになってしまうかもです…それでもよろしければお待ちください！ (2021年2月5日 10時) (レス) id: 03703670b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハル | 作成日時：2021年1月31日 14時
