33.サプライズ ページ34
Aside
しばなんハウスでの時間はあっという間に過ぎ、
今日は岡崎に帰る日だ。
し「もうちょっといてよ〜」
『ごめんよしばゆー！
あいつらにお土産買うの忘れててさ…
夕方には向こう着きたいんだ！』
あ「またきてね！」
『もちろん！じゃあ行こうか』
と「おう」
てつやたちにお土産を買うついでに、
少し街をまわることにした。
今回あるようであまりなかった2人きりの時間
と「せっかくだから訳わかんねぇお土産買ってこうぜ」
『東京にあるかや？笑
でも、てつやにおしゃれな服買っていきたい！』
と「そりゃまた何で？」
『あいつ、もうちょっと気遣った方がいい。
あのままじゃ一生モテん』
と「お前がそれ心配すんの。笑」
『あ、待って！これとしみつ絶対似合うよ！』
と「シャツか…これいいな」
『ねぇねぇ、買ってあげる！
今回一緒に東京来てくれたお礼に』
と「え、マジ！？
いやいや、当然のことなんだからお礼なんかいらねぇよ！笑」
『え〜そう？』
それからはとしみつとふざけ合いながら
いろんなお店をまわった。
普段買い物はりょうくんとするし、
服の話なんか滅多にしない私には
とても貴重で楽しい時間に思えた。
と「あと買い忘れたもんない？」
『うん！大丈夫かな』
と「じゃあ乗りますか」
行きと同じように新幹線に乗り込む。
と「あ、そーだ」
としみつがふと何かを思い出したようにカバンを漁る。
と「はいこれ」
『え…』
差し出されたのは小さな紙袋
『なになに怖い！なにこれ！』
と「いや〜。ｗ」
『……見てもいい？』
微笑みながらうなづくとしみつ。
紙袋からは可愛らしいブレスレットが出てきた。
『待って待って！え、何で！』
と「一緒に東京来てくれたお礼」
『ずるすぎんか！？さっき私が言った時は…』
と「うるせぇなぁ笑
買ってやったんだからもっと可愛く喜んどけ」
『うざ！
でも……ありがとう』
と「いや、それ俺のセリフだから。
いつもありがとうな」
まさか、あれだけ不安に思っていた東京での4日間が
こんな形で終わるなんて。
私のためにわざわざ…
しかも、普段メンバーにはこんなことしないのに
としみつはそれから黙って寝てしまったけど、
私は顔が火照っていつまでも起きていた。
手首につけたそれを見つめながら。
本当に嬉しい…
少なくとも、友達以上に想ってくれてるのかな…
それともやっぱり…
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まあこ(プロフ) - リクです！夢主は東海メンバで男っぽい性格。としみつのことが好き。ある日告白するが振られる。としみつはそれから夢主のことを意識する日々。辛い時悲しい時いつでも隣に夢主がいてくれたことに気づき、としみつが夢主を好きなのに気づく。感じで^ ^ (2017年12月22日 23時) (
レス) id: b4a56ca107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2017年12月22日 22時
