私と東海オンエア【としみつ】

29.午前10時 ページ30

としみつside


と「うーん…」


重たい身体を起こして時計を確認する。
よかった、まだ午前中か。


今日は15時から財部さんとのコラボ
そのままご飯も食べる予定だ。


昨日は色々と詰め込みすぎたな〜

東京着くやいなや事務所行って、
カリブラハウス来て動画3本撮って、
それからは酒飲んだりなんだりのどんちゃん騒ぎ…


けど、東京に来ないとできないことがたくさんあるから、充実すると楽しい。

てつやが行けないってなったときはどうなるかと思ったけどな…



よし、起きて歌の練習でもするかな。


雑魚寝をしていたリビングから風呂場に向かおうとする。

するとキッチンで料理をするAを見つけた。



『あ、おはよう』

と「おはよう…何作ってんの？」

『いやぁみんな起きたらなんか食べるかなと思って。
胃に優しいもの笑』

と「うわーそれ助かる。

てか、Aって料理できたんだ」

『てつやの家で2人のときとかはたまに作るよ』



ふーん。何それ、ちょっと羨ましいかも


そう思いながら
手際よく作られていく料理を早く食べたくて、
急いでシャワーを浴びに行った。



と「いただきまーす

あ、うまい」

『ほんと、よかった』


未だ寝ている3人をよそに、俺らはご飯を食べすすめていく。


『今日は歌う日だからね〜
ちゃんと食べておいた方がいいと思って』

と「お母さんみてえだな。笑」


み「おはよ〜…え、何食べてんの」

『みのも食べる？』

み「食べる食べる！お前ら起きろ！
Aが飯作ってくれたぞ！」

ジョ「それは食いたすぎる…結婚して…」

と「は！？」

『寝ぼけすぎだから笑』



その後起きてきた3人も含めて
賑やかに話したり、歌の練習をしたりしてあっという間に出発する時間になった。


『じゃあ行ってきまーす』

ジ「またここに帰って来ると思うと変な感じだな」

『だね笑』



そういやこの2人、昨日なんか変だったよなぁ…


別にハグくらいなら誰とでもするだろうけど


いや、考えたって俺には関係ないんだった。



借りた車に乗り込み、俺らはスタジオに向かった

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