#15 ページ19
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『A??』
「あ、はい!」
『どーしたの?今日ぼーっとしてること多いけど、なんかあった?』
ないと言えば嘘になるけど、
瑞稀くんが私のことをどう思ってるのか聞くのは
気が引ける。
いやでも聞くしかない!!
「瑞稀!」
『ん?なに?』
「瑞稀は私の事、どう思ってるの?」
『どうしたの急に笑』
「ただのお客さんだと思ってる?
それとも1人の女性として思ってくれてる?」
すると瑞稀は持ってたコップを置いて
私の方を見た
『どうして?』
「どうしてって…
ホテルに行った時、朝起きたら瑞稀は隣にいなかったし、
それにホストだから色んな子に
タイプって言ってんっ」
すると瑞稀は私の唇に自身の唇を
重ねてきた
『んっ、よく喋るねこの口は笑』
私の唇を離したら次はこう言い、
人差し指でトントンとしてきた。
『初回の時に言ったでしょ?
俺の事指名してくれるほかの女より何倍も可愛いし、綺麗だし、タイプって。
それとも俺の事信用出来ない?』
上目遣いで可愛く言ってくる瑞稀くんに
首を横に振ること以外出来ることがなかった。
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作者名:羽 菜 | 作成日時:2020年4月11日 14時