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#9 ページ13

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窓から射す光で朝が来たことを実感した。





ゆっくり体を起こすと


昨日体を重ねたはずの瑞稀は


もうそこにはいなかった。





「、、所詮ホストってか、笑」





ほかの女を抱いてるのもわかってる、

ほかの女とお酒を飲んでるのもわかってる、





それでも私は




キスの回数は私が1番多かったんじゃないか




とか




綺麗だよとか可愛いとかの言葉を
瑞稀が抱いてきた女の中で私が1番言われたんじゃないかとか






淡い期待をしては、にやけてしまう。







「早く会いたい、」







床に散らばる服を集めて、着て


荷物をまとめて


部屋から出た




.

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作者名:羽 菜 | 作成日時:2020年4月11日 14時

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