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『なんで、なんでだ。なんで私の兄を殺した？』
私がそう問いかけると彼はにやりと気色悪い笑みを零しこう答えた。
syp「ただ単に邪魔だったからッすよ。それ以外に理由は無いっすね。あー、親に捨てられ、唯一味方だった兄も殺されちゃうなんて可哀想な人っすね。」
『なんでそれを知ってる、？』
syp「あー、俺なんで。捨てろって言ったの。本当はAちゃんだけ欲しかったんすけど、兄のチーノくんまでついてくるんは予想外でしたわ。まぁ結果は一緒やけどな。」
と彼はポケットから煙草の箱を取り出し煙草を1本手に取り火をつけた。
syp「俺、Aちゃん達の親とは仲良くてな？よう一緒に仕事したりしとった。」
ショッピさんは急に語り始めた。それより腕の出血が酷い。貧血になって倒れそうだ。
syp「俺が最後にあいつと仕事したんはいつやったかな、1ヶ月くらい前やったか、？まぁええわ。そん時にAちゃんの親、なんて言ったと思う？そろそろ財布がきつくなってきた。子供なんて産まなければ良かった。なんて言いよったんですよ？あの人たち。それで俺がAちゃんだけなら引き取ってもええって言ったんすよ。そしたら森に捨てられてなぁ、可哀想やわぁ。企画外の兄は殺してAちゃん♡俺ら2人で仲良う暮らそな？」
何だこの男は。馬鹿げてるのか。私はそう思った。でもそろそろ体力的にきつくなって来た。どうする。これでこのまま着いて行ったら相手の思う壷。でも最後の力を振り絞り出口まで走ったとしてもすぐ捕まることは明確。もしくは貧血で倒れて終わり。ああ、分からない。働け！私の頭………！！
『絶対に嫌だ。殺すなら殺せ。』
私は立ち上がった。
私は勝負に出る。
syp「はぁ、残念やなぁ。死ななくてすんだのになぁ。もうええよ。殺したる。そっちの方が苦しないやろ。」
そうショッピさんは近寄ってくる。私の事はどうやら斬りつけて殺すようだ。
それなら好都合だ。もっと近寄ってこい。
ショッピがAに充分に近づいた時。Aは最後の力の約8割を使い、ショッピの骨盤辺りに回し蹴りを一発入れた。見事に成功しショッピは転び逃げれる隙ができた。
よし、行ける。私は精一杯地面を蹴り、出口まで駆ける。
出口まで辿り着き、扉を開け外の景色が見えた時だった。
扉の足元の方に張られたワイヤーに気づかず、転んでしまっった。やばい、このままじゃ…
『いっー！』
足に鋭い痛みが走った。足の方を見てみると足首から先がない。
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夏実(プロフ) - ムーくんさん» 書いてくださり有難うございます！書き方めっちゃ好きです (2021年11月15日 10時) (
レス) @page9 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» お話が更新出来ました！sypくんの崇拝型のリクエストありがとうございます！これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します！ (2021年11月15日 9時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» へ！？どうしよう！凄く嬉しいです！syp君ですね！分かりました！作品が出来たらお呼び出し致します！リクエストありがとうございます！！ (2021年11月8日 21時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - リクです！Syp君で崇拝型お願いします！設定はこう…会社の部下で夢主が教育係で密かに慕われてる感じ……無理だったらすいません！ (2021年11月8日 20時) (レス) @page6 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムーくん | 作成日時：2021年10月21日 17時
