os/楽しい楽しいお茶会であります。 ページ13
os「なぁ、Aちゃん。今日はマカロン、パウンドケーキ、チョコチップクッキー、で、お口直しにこの紅茶な？今回はちょっと苦めの選んだからお口直しになると思うで？ほら、お茶会を始めよーや？」
『あ、ありがとね。マンちゃん。いっつもいっつも。こんな美味しい紅茶とお菓子。作るの大変でしょ？材料費とかもかかるし、しかもこのカップとか茶葉。結構お高めなんじゃないの？』
os「まぁ、お高めっちゃお高めだけど俺の趣味で買ってるだけやし、Aちゃんはいつも美味しそうに紅茶とかお菓子を食べてくれはるからこっちも見てて嬉しいんよ。俺が好きで買って好きで食べさせてあげてるわけやしさ、気にせんでええよ。」
こうしてマンちゃんはいつも美味しいお茶、お茶菓子を用意してくれるのだが一方的にこうホイホイとあげられるとずっとマンちゃんに甘えちゃう自分がいるからマンちゃんにもそれは悪いし…………
『今日も、美味しい……。流石マンちゃんだね！』
os「良かっためぅ！やっぱAちゃんは美味しそうに食べるんやね！見てて嬉しいわぁ！」
『でも……これからお茶会はさ頻度を減らしていこうよ。こんな毎日お茶会やってたら私も太っちゃうし…何よりマンちゃんに悪いよ。』
私がそう言うとマンちゃんは目を見開きすごく驚いたように見えた。
糸目な彼だが初めてちゃんと瞳を見た気がした。
os「なんでや……………なんでや……………！！！全部、Aのためにやったのにっ！全部アンタのために用意したんに！！なんでわかってくれへんのっ！？」
『ま、マンちゃんっ！！そういう訳じゃなくて、私はマンちゃんの「煩いわ。黙ってマカロン食っとき。」
と、無理やりマカロンを口に詰められた。マンちゃんのマカロンはとびっきり美味しい。
でも、今回はちょっと違う味が口の中に拡がった。
os「これな、ちょっとお眠になるお薬が入っとんねん。ちょっと変な味するやろ？ごめんな？我慢してな？」
私は察しが悪くマンちゃんに事実を言われた時にはもう飲み込んでしまっていた。
あ、どうしよう。そんなことが頭によぎった。
その瞬間頭がぼーっとしてきてマンちゃんの方に倒れ込んだ。
os「んふ、好きやで。Aちゃん。これからは色んな服着てお菓子作ってお茶会して俺といーっぱい色んなことして楽しもな？死んでも一緒やし逃げる、なんて考えないようにしてあげるわ。じゃあ、おやすみ。良い夢を。」
この事が全て夢だったら良いのになんて思いながら私は深い眠りについた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あけましておめでとうございます！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏実(プロフ) - ムーくんさん» 書いてくださり有難うございます！書き方めっちゃ好きです (2021年11月15日 10時) (
レス) @page9 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» お話が更新出来ました！sypくんの崇拝型のリクエストありがとうございます！これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します！ (2021年11月15日 9時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» へ！？どうしよう！凄く嬉しいです！syp君ですね！分かりました！作品が出来たらお呼び出し致します！リクエストありがとうございます！！ (2021年11月8日 21時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - リクです！Syp君で崇拝型お願いします！設定はこう…会社の部下で夢主が教育係で密かに慕われてる感じ……無理だったらすいません！ (2021年11月8日 20時) (レス) @page6 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ムーくん | 作成日時：2021年10月21日 17時
