gr/ 俺だけの ページ10
アリスパロ
『どこだ……?ここ。』
私はA。
私はついさっきまでお姉様と一緒に本を呼んでいたのに。そこから記憶がなく、目覚めれば知らない森の中。
??「お、あんさん。もしや、Aやろ?」
ピンク?と言っていいのか分からないが変な喋る猫が喋りかけてきた。
『なんで私の名前を?』
??「そりゃあ、この国の王様が…………ゴホンッ。すまんな。これ以上は言えへんわ。口止めされてるから。」
なんだ、1番気になる。
『まぁ、わかった。詳しくは聞き出さないでおく。』
rbr「俺の名前は、ロボロ。変な猫やけどよろしくな?このことが知りたければ実際に王様に会いに行くといい。どうせ入れてくれるやろ。」
ロボロはそう言うと城までの道を教えてくれた。
城に行く途中、変な帽子屋、ゾムと何でもない日のパーティーを開くことになり無理やりお茶会に参加させられた。
『ねぇ、ゾム。ここの王様はどんな人なの?』
私がそう聞いてみると詳しく話してくれた。
zm「あんな、あんま言っちゃだめなんやけどな?Aだから言ってあげるわ。名前はグルッペンって言って。裏切り者や、こういう情報を外に漏らした場合すぐ処刑する気が狭い王様や。A。とにかく会いに行くんなら警戒はしといた方がええで。俺はどの道バレたら殺されるからな。俺のためにも捕まらんでな?」
そんな、ゾムはそんなリスクまで負ってくれて。
いい人なのねゾムは。
『分かった。警戒する。』
あんまり情報聞き出せなかったな。なんて思いながらお茶会は終了し、城へ向かう。
私は城へ着くとあまりの大きさに驚いた。
『綺麗な薔薇。白の薔薇。赤の薔薇。綺麗。』
??「だろう?貴女もそれほど美しいのだ。」
薔薇に見とれていた私だったがその声を聞いて一気に覚醒する。
『王様っ!?』
私は急いで振り向き後退りをする。
gr「ようこそA。来てそうそう悪いが私は匂いに敏感でな。この香水を付けさしてくれ。」
私に正面から抱きつき香水を2滴ぐらい垂らし私の首につけた。
冷たい指が私の首に当たったことで体がビクッとなる。
『っ、冷た、』
あれ、なんか、変だな?
なんか、眠くなるような…
gr「ふ、愚かなヤツめ、」
ごめんなさい。ゾム。
私はその言葉を最後に意識は闇に溶けた。
grsaid
クソ、ゾムめ。俺の情報をばらしやがってアイツは早々とっ捕まえて処刑やな。
それでも何としてもAは美しい。今までの怒りも吹き飛んでしまう。
Aには、一生の後悔のないようにこの城から出ない代わりになんでも自由にしてやろう。俺だけのAなんだ。
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夏実(プロフ) - ムーくんさん» 書いてくださり有難うございます!書き方めっちゃ好きです (2021年11月15日 10時) (レス) @page9 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» お話が更新出来ました!sypくんの崇拝型のリクエストありがとうございます!これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します! (2021年11月15日 9時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» へ!?どうしよう!凄く嬉しいです!syp君ですね!分かりました!作品が出来たらお呼び出し致します!リクエストありがとうございます!! (2021年11月8日 21時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - リクです!Syp君で崇拝型お願いします!設定はこう…会社の部下で夢主が教育係で密かに慕われてる感じ……無理だったらすいません! (2021年11月8日 20時) (レス) @page6 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ムーくん | 作成日時:2021年10月21日 17時