・ ページ35
私は彼のことに夢中になっていた。私はまだバイトなど色々なことで忙しく、チーノくんと一緒にご飯を食べれていなかった。その間にもチーノくんがご飯をお裾分けしてくれて本当に助かっている。
でもなぜだか最近彼のことが好きで好きでしょうがない。彼のことをもっと知りたい。もっと私だけを見てほしい。そう思うようになった。私も彼氏がいた歴は全然あるが今までメンヘラっぽくなったことがなかった。初めての体験すぎて私でも何があったかなんて分からない。なんでこうなってしまったのか。
ダメだとはわかっているが私が知りたいばかりにお裾分けしてくれた時にこっそりと盗聴器を仕掛けたり、ゴミを漁ってみたり、匿名の手紙をポストに入れてみたりと犯罪と言えるような行動をしていた。
私もここまで落ちぶれてしまったのか。惨めだな。などと思いながらチーノくんとのご飯いつにしようと考える。あ、料理に自分の血でも入れようか。
もうストーカーのような言動しか思いつかない。本当にダメだ。
私は連絡ツールアプリにチーノくんから貰ったIDを登録してチーノくんに連絡する。
AAです。登録させてもらいました。この間の手料理の件ですが、今月の30日はどうですか?
ci空いてます!大丈夫ですよー!
A分かりました!じゃあ、6時半に私の家のインターホン押してください!
ci了解です!
チーノくんと連絡が取れた！あー、ご飯の日が待ち遠しい。今は28日。明後日のために気合い入れなきゃ！
何を作ろうかな、
_____明後日
どうしよう！もう6時20分なのに、作ろうとしていたハンバーグがまだできていない。副菜などに手をかけてしまって主菜には一切手を出せていない。まだ生地をこねる前なのだ。
どうしよう！
その時、家のインターホンがなった。少し早いな、でも待たせてはいけないと思いとりあえず部屋に上げることにした。
『はーい！』
ci「ごめんなさい！少し早く来ちゃって」
『大丈夫で！けど、まだご飯が完成してなくて、少し待っててもらえますか？』
ci「それなら俺も手伝いますよ！」
そう彼は爽やかな笑顔で答えた。
そんなとこも大好きだ。
その後、彼は一緒にハンバーグを作るのを手伝ってくれた。
「『いただきます。』」
『手伝ってくれてありがとう！ハンバーグ凄く美味しい！』
ci「Aさんの下準備のおかげですよ」
そして彼は急に顔色を変えて話し始めた。
ci「最近、ストーカー被害にあってて困ってるんですよね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏実(プロフ) - ムーくんさん» 書いてくださり有難うございます！書き方めっちゃ好きです (2021年11月15日 10時) (
レス) @page9 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» お話が更新出来ました！sypくんの崇拝型のリクエストありがとうございます！これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します！ (2021年11月15日 9時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» へ！？どうしよう！凄く嬉しいです！syp君ですね！分かりました！作品が出来たらお呼び出し致します！リクエストありがとうございます！！ (2021年11月8日 21時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - リクです！Syp君で崇拝型お願いします！設定はこう…会社の部下で夢主が教育係で密かに慕われてる感じ……無理だったらすいません！ (2021年11月8日 20時) (レス) @page6 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ムーくん | 作成日時：2021年10月21日 17時
