幹部 ページ38
何だかんだで前の方まで来ることができた。そろそろか、と思いながらも背後に気配を感じた。とりあえず後ろから来る何かを避けた。
あまり背後を取られたことない俺はすごく驚いた。これは敵国の幹部だろう。あっちの幹部は人が少ないため総統の護衛に使われていると聞いたがそうではなかったのか？
くそ、このままでは作戦実行ができない！
『あなたは、幹部様でございましょう？？』
あのパーティーで話していたような声のトーンで喋る。
「おお、その声はこの間のパーティーに参加しておらっしゃったグルッペン氏の妻のカリナ氏では無いか。これは驚いた。戦場に出ているとは。グルッペン氏もとても酷いことをするのだな。自分の愛する妻を戦場に出すなんて。」
『私が望んだものですもの。私は妻であれども閣下に忠誠を誓った身。ここで死ねるのであれば本望ですわ。』
「ほお、でもあまり侮るでないぞ。戦場を。たとえ女でも戦場であれば手加減はしない。女が調子に乗るな。死ね。」
『はっ、ごめんなさい。俺男。』
「なぬ！？」
俺は同時に首に目掛けてナイフを降ったが軽々と防がれてしまう。
まぁそりゃそうか。いつもが上手くいっただけで今回がそのいつもだとは限らない。
「なぜあの時女装をしていたのかは知らんが先程の首に目掛けたナイフ、女のような力でぬるかったぞ。あんなのでは私の首は切れないぞ！」
『そうかよっ！？』
相手がこっちに一撃を喰らわそうとするがそれを俺はナイフで受け止め弾く。こいつ、一撃一撃がすごく重い！コネシマでさえも上回るようなこの重さ、。ん、？よく見ればこいつの顔、どこかで…。
俺は戦争前の会議のことを思い出した。
rbr「こいつ、エドワードエリックは要注意やで。国のトップ2で俺ら幹部でも手こずると思う。特にA。お前は他の国から目をつけられてるから狙われやすい。気をつけろよ。まぁ相手国はAのことをグルッペンの妻ってことでしか知らんと思うけどな。」
と、ロボロはエドワードの顔写真入りの資料を俺らにくれた。
あの時の顔だ！あいつだ！今戦っているのは！なんて運が悪い！！
「殺しあっている時に考え事か？その考え事が命拾いになるぞ！」
目の前にエドワードのナイフが突き刺さろうとしていてそれを間一髪で避ける。
あぶねー、死にかけるところだった。
『はぁー、全然埒が明かねぇ、』
全然作戦実行ができず事が進まない。
「また考え事か？それが命拾いになると言っているだろう！？」
『あ"っ！』
クソ！ちゃんと防ぎきれなかった！
少し深い傷を右腕に負った。
続く
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かれーるぅ。 - 有難うございます！では、紹介させてもらいます！許可を出していただき、ありがとうございます！ (8月28日 9時) (
レス) @page36 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - かれーるぅ。さん» え、いいのですか！？是非！神作なんて言って貰えるなんて、とても嬉しいです！逆に紹介してもらっていいのでしょうか！？そちらがいいのならぜひ！ (8月17日 16時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - やはり、何回見直しても神作ですね...！！！！私も小説を書いているのですが、このような神作にはなりません...！！次の更新、待ち遠しくてたまりませんん！！！！それと、無理を承知の上ですが、私の書いている小説でムーくん様の小説を紹介してもいいでしょうか？！ (8月17日 16時) (レス) @page32 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - かれーるぅ。さん» そう言って貰えて嬉しいです。今はお盆休みですから、時間がある限りはお話書いて投稿したいと思っています。かれーるぅ。さんのような人が私の作品を待ってくれてるととても心が温まります！ (8月13日 22時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - ！！ムーくん様！こんな俺のコメントを、拾ってくれてありがとうございます！本編完結後...？！そんなに言われたら、ただただムーくん様の神作品、更新を気長に、とても楽しみに待つことしかできないじゃないですか！更新、いつでもいいので待っております！ (8月13日 21時) (レス) @page27 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムーくん | 作成日時：2021年6月28日 20時
