【呪術廻戦】さとるくんは元気です！

23 さとるくんと友達 ページ23

23 さとるくんと友達





帰りのバスでぐっすりとAの膝の上で眠るさとるくん



今日は朝から張り切っていたから疲れきったのだろう。さとるくんの頭を優しく撫でる





家「A、指のソレ」





『え？あぁ、公園でさとるくんからもらったんだ
本当可愛いよね』





そう言いながら家入硝子に見せびらかす




家「マセガキは恥ずかしい事するね〜」



『子供は恥を知らない無垢な子なんだよ』






でもこの花、明日には萎れてしまう…どうしようか
押し花にでもしようか





バスから下車すると、家入硝子はタバコのストックを買いに行くと言ってAと夏油傑は先に帰ることになった

眠っているさとるくんを夏油傑が抱き抱えてくれて
高専の長い坂道を登る






夏「もし、悟が元に戻って結婚しようと言われたらどうする？」





夏油傑にしては珍しく突拍子もないことを言う
子供は成長と共に消えていく思い出が沢山ある
結婚の約束だってその内のひとつ






『それはないよ。五条悟はナイスバディのイケイケ姉ちゃん好きそうだもん……子供の言葉なんて覚えてるわけないよ。考えすぎ…友達なんだから』





夏「友達か……」






Aが言った“友達”は果たして夏油傑に言ったのか自分に言い聞かせていたのか……

前を向いて歩くAに聞くことは出来なかった


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