17 さとるくんはお留守番2 ページ17
17 さとるくんはお留守番2
『お腹すいた〜帰りにマック行こう?モスでも可』
夏「Aはファーストフード好きだね」
『安くて早くて美味いじゃん!あっ、マックならハッピーセットあるしマックにしよ?さとるくんきっと喜ぶだろうし!』
夏「悟中心になってないか?」
『だって可愛いんだもん。傑は可愛いって思わない?』
夏「可愛いも何も悟だからな…でも無邪気な所は子供そのものだと思う」
『傑もさとるくんにハマっちゃう?元に戻らなくてもいいかなって最近思うんだよね〜』
夏「それは困る。悟は呪術師として支えていかなきゃいけない事が沢山あるんだから」
『わかってるって〜、でもちょっとは楽しもうよ
…さとるくんのおかげで今日は生きて帰ろうって思えたんだから』
夏「A……」
『いつも死にたい訳じゃないよ!?でもこの仕事っていつ死んでも可笑しくないじゃん?だから生への意識が薄れる事あるんだよね…でもさ、さとるくんが待ってるって考えたら、こんな所で死ねないって思えてくるんだよね!あはは』
夏「そこに私は入れないのか」
『へ?』
夏「Aの生きたいと思う理由に私は入れないのか」
Aの肩を掴むと向き合うように引っ張られる
いつにもなく真剣な眼差しでAを見つめる夏油傑に少し心臓が早く動く
夏油傑が口を開いた時
二人の間に何かが通り過ぎた。
あまりの速さに二人は一瞬動きが止まる
『……なに今の……鳥?』
夏「あんな速い鳥はいない…それよりこの気配…」
『!?…呪霊……祓い損ねたのが居たってこと?
ヤバ……てかこの先に居るのって』
夏「硝子達だ……」
『傑パス』
Aは夏油傑に呪具を押し付る
前へ向き直ると呪力を両脚に集中させる
夏「お前っ…丸腰で向かうつもりか!?」
『あんな速い呪霊、普通に走ったら追いつけない
足止めしとくから早く来てね』
そう言うと夏油傑の制止も聞かずに飛び出した
夏油傑は舌打ちすると呪霊を出してAを追うように命令した
Aから手渡された呪具を握りしめると夏油傑も走り出した
夏「死ぬなよ」
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桜餅 - さとるくんとお風呂に入る願望ができた変態でs(( (2021年8月7日 23時) (レス) id: da7b97d38e (このIDを非表示/違反報告)
桜餅 - あ’’あ’’あ’’あ’’あ’’あ’’あ’’あ’’あ’’あ’’!!!!!!!!!!!!!!!!!!こんな話を見たかったんです好きです神ですこれは神作ですありがとうございますすぎてッツ(鼻血) (2021年8月7日 22時) (レス) id: da7b97d38e (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - Rayさん» 大きいさとるくんも私自身も割とツボだったのでまた機会があればさとるくん化させたいと思っています!コメントありがとうございました!! (2021年7月6日 11時) (レス) id: 2afadb9dbe (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 遅ればせながら読ませていただきました!!大きなさとるくんは反則です(*ノωノ)キャ (2021年7月2日 22時) (レス) id: 90b619816f (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 葵さん» 一人称は気をつけているつもりでいたのですが…大変失礼しました。一通り読み直して書き直し致しました。ご指摘頂き、ありがとうございました。 (2021年6月9日 21時) (レス) id: 2afadb9dbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんこ | 作成日時:2021年3月26日 22時