【呪術廻戦】さとるくんは元気です！

9 さとるくんと写り込み ページ9

9 さとるくんと映り込み





『硝子〜見てよこれ〜寝てるさとるくんめちゃくちゃ天使なんだけど！！』





家「Aにしては早起きだと思ったら傑の部屋に押し入った訳？」





『失礼な！ノックしました…返事無かったから勝手に入ったけど』





今朝撮った可愛いさとるくんの寝顔の写真を家入硝子に見せびらかす

子供に、はたまた五条悟に興味が無いのか「ふーん」と言うと携帯の画像をポチポチとスクロールする

同じような角度から何枚も寝顔を撮ってあるAに少し引き気味だったが、1枚の写真に手が止まる




さとるくんと夏油傑の寝顔ツーショット






家「Aって夏油派なの？」



『何が？…違う！えっと、、あ！そう！写り込み！さとるくん撮ろうとしたら写りこんじゃったんだよ』





正直にあまりに綺麗だったから撮りました。なんて言ったら何処までもネタにされるだろう


頭をかきながら家入硝子から携帯を取り上げ、
電源を落とすとポケットにしまった





家「写り込みねぇ〜」






その割にはしっかりと夏油傑にもピントが合っていたように見えた
わかり易く話題を変えるAにニヤニヤしながら
頬杖をつく



ガラッと教室のドアが開くとサイズピッタリの高専服を着たさとるくんがてちてちとAに寄ってくる





さ「Aーーっ！」




『どうたのさとるくん。高専の格好しちゃって』




しゃがみ込み、さとるくんの頭を撫でる





夏「夜蛾先生が夜なべして作ったらしい」




家「あの先生も満更じゃないんだ。サイズピッタリの所みると流石、ぬいぐるみ作ってる事だけはあるわ」





『じゃあ、さとるくんも私達とお揃いだね！』




さ「うん！、あのねA！」




『ん？どうしたの？』





さ「ヒゲのおじちゃんがね、これきればつよくなれるって！だからこれでAをまもれる！」




『ありがとう〜さとるくんは頼りになるね』





家「ヒゲのおじちゃんはヤバいっ…今日イチ…」





夏「やめろ、思い出すだろ……私なんて本人目の前にして言ってたんだぞ……」




家入硝子と夏油傑は笑いを必死に堪える

.

10 さとるくんと運動→←8 さとるくんの寝顔3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す