【呪術廻戦】さとるくんは元気です！

31 悟くんただいま ページ31

31 悟くんただいま



ちゃぷ……
大人2人が入るには少し狭い浴槽に浸かると

悟は浮かぶアヒルと遊んでいる




五「なんでタオル巻いてんの？」



『きょ、今日からタオル巻かないと駄目なんだよ？！』





苦しい言い訳である
背の高い五条悟が先に入り、続いてAが背を向けて入る




五「こっち向いてよ、Aの顔見たい」




『そ、そういう事を簡単に言うんじゃない！』





頭では中身はさとるくんと理解していてもいざ
目の前にすると意識してしまう
赤くなった顔を隠す為に背を向けたが五条悟に向かい合うようせがまれる



断固として動かないAにムッとしたが
タオルからはみ出す背中の傷跡に目がいった


自分のせいで傷を追わせてしまったそんな罪悪感から傷跡に音を立ててキスをする





『ひゃっ！？…悟！？何してんの？！』




五「Aがちゅーしてくれた時、暖かい気持ちになった……だからAにも暖かくなって欲しい……駄目？」





振り返れば心配そうにAを見つめる
前へ向き直り小さい声で「少しだけなら」と応える


了承を得た五条悟はタオルを少しずらすと傷跡を辿って何度もキスをする
ムズムズとする感覚に必死に声を抑えるAに
容赦なくキスが続く


何分続いたか、風呂に浸かるのも熱くなってきた頃、五条悟の動きが止まった




流石の五条悟も飽きたか、逆上せたかと思い声をかけようと口を開いた瞬間



背中をﾁﾞｭｯっと音を立てて吸われ、先程とは違った唇の動きと舌を這わせる感覚に声が漏れる




『えっ、、ちょっ、さと、ふっ………』





ﾁｭﾊﾞｯとやらしい音を立てて背中を解放されると
無理矢理体の向きを変えられる
向き合った時、





五「ただいま、A」





五条悟はニヒルな笑みを浮かべていた

.

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