【呪術廻戦】こんなトリップ望んでない3

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｢初めて会った時Aは助けられたっていうより嬉しそうな顔してたんだよね、実際助けてるから
嬉しい顔もアリなんだろうけど、なんか違った感じ

ムカつく態度とられてさー、傑には仲良くしちゃって僕だけ仲間外れかよって……

弱い癖に無理に頑張って、自分から独りになって
僕の助言だって無視して呪術師になるって意気込んじゃってさ……

任務後にボロボロになって帰って来るAが見てられなかった、辞める気のない君に出来ることは2級以上の任務を率先してこなすぐらいだった……｣




驚いた……
私の任務が来なくなったのは全て五条悟が受け持っていたから……
呪霊は日々増え続けているのにこの男は独りで任務を……
だから、会う度に私に辞めろって……




｢いつ死ぬかわからないこの業界でAを置いておけない｣




体を乗り出した五条悟はいつの間にかAを押し倒し、身動きを取れないようにAの両腕を片手で押さえ込み、空いた手でAの頬を撫ぜる



｢君と一緒…表向きは綺麗事並べてるけど本当は違うAが好きで好きで堪らないんだ

素っ気ない顔も、怒った顔も、泣きそうな顔も、赤らめた顔も

今すぐにでも部屋に閉じ込めて僕だけのAにしたいぐらい好きなんだよ？

こんな僕でも好きでいられる？
僕に好きって笑いかけてくれる？｣




五条悟は少し泣きそうな、不安そうな顔で
Aを見つめる
私は真顔でこう答えた


『正直言って気持ち悪いです』



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