【呪術廻戦】こんなトリップ望んでない3

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｢『ご馳走様でした』｣




五条悟はきちんと両手を合わせ、綺麗に平らげた
食べ方も綺麗だし良いとこ育ちなんだろうな


洗い物を運び、洗っている姿はシュールだ
台所の高さと彼の身長が合ってない
シュールな後ろ姿に少し笑ってしまう




｢何がそんなに可笑しいのだ｣



『だって五条さんが……って宿儺！？！？』




隣から聞こえた声につい返事をしてしまったが
お前も不法侵入かよ！靴を脱げ！！




『何の用ですか？』



｢飲みに来たに決まっている。明日休みなのだろ？｣




『なんで個人情報漏れてんですか……
あのー宿儺、申し訳ないんだけど今禁酒中なんです』




｢なんだそれは、貴様が飲まんでも俺は飲むぞ｣



『人の酒飲むとかどんな拷問よ』



｢こら！また浮気してる｣




五条悟もやってきて、更にややこしくなりそうな




｢貴様も可哀想だな酒が飲めん奴といるのは｣



｢何言ってんの？オマエには関係ないだろ｣




喧嘩なら外でやってくれ
売るのも買うのも、どっちもどっちだぞ




｢酒で割って話せる会話もあるだろう？
小娘は俺と飲むのが相当楽しいようでな、なあ小娘｣



『私に今、それを振りますか？！』




チラリと五条悟を見ると真顔で立っている
真顔が一番怖いのですが……



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