【呪術廻戦】こんなトリップ望んでない2 (ページ42)

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『先輩だって噂で聞いてるでしょ？
妾の娘、特異体質、呪霊に身体売ってる女、
関わってもいい事ないので無視してた方が身の為です』

｢俺はお前に聞いてんだよ、周りの噂は聞いてない
それに身の為だって？…誰に言ってんだよ｣

五条悟に睨まれゾクリと肩が動く
睨まれただけなのに、まるで蛇に睨まれたカエルのように身動きがとれない

『…妾の娘も特異体質も本当です。
特異体質は私から出ている何かに呪霊を反応させるらしく、吸いよってくるんです。
…呪霊に身体売ってる訳じゃないですけど似たようなもんです。
だから私に関わるといい事ないって言ったんです』

｢そんな狙われ体質なのにどうして呪術師なんて目指してるんだよ？宗家への当てつけか？｣

『当てつけなんかじゃありません
……ただ兄さんと約束しただけなので』

そう言い終わると、Aは五条悟に一礼して自室へ入っていった

廊下に1人残された五条悟は

じゃあなんで昨日助けた時、一瞬だったけど嬉しいような表情を見せたんだよ

チンピラから助けてもらったとは違う｢何か｣がAの表情にあったのだ

理解できず、頭をガシガシとかく五条悟であった

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