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外から聞こえる鳥のさえずりに目を覚ます
目を開けるとリビングの天井で背中の痛さで、床で寝てしまったのを思い出す
起き上がろうとしたら頭の中がガンガンと痛む
『っつ…完全に飲みすぎた……水…』
すっきりさせたくてキッチンに向かおうと、
もう一度起き上がろうとしたが体にのしかかる重みで起き上がらない
目を疑った…重みの正体は虎杖悠仁がAを覆い被さるようにして眠っていたからだ
一瞬、混乱したが思い出した…全て……
なにやってんの自分…酔った勢いでベラベラ喋って宿儺に触れちゃって先に寝落ちするとか
盛大なため息をして、仕方ないと諦め
虎杖を揺すって起こす
『虎杖くん、起きて朝だよ』
「んんっ…んぁAさん…ぉはよ」
まだ目が覚めてないのか
ぼやけた声と瞳でこちらを向く
めちゃくちゃポヤポヤしてる…かわ…天使かよ
「Aさん…いい匂いすんね……」
胸に顔を埋め、子供のように抱きつき
二度寝をし始めた
なにこれ…尊……じゃなくて!
『虎杖くん?!起きて!』
その後30分くらい揺らしたり叩いたりしたが全く起きなくて、若者はこんなに眠り深かったかと疑った
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作者名:あんこ | 作成日時:2021年2月13日 9時