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五条悟の手が止まった
『五条さんだって、嫌いな女の体触って何が楽しいんですか……
五条さんだったら女性の1人や2人引っ掛けるの簡単でしょ…遊びたいなら他で遊んでください。……
私の五条悟を…私の好きな五条悟を壊さないで…』
「何言ってんの?」
乾いた声が静かな森の中にストンと落とされた
「Aの思う五条悟って何?勝手に理想図を当て付けるなよ…………
僕はいつだってクールでナイスガイなスクールティーチャー……とでも思った?
皆の前ではそうしてるだけ…本当の僕は嫉妬に狂うくらい…Aの真っ赤な顔も泣きそうな顔も興奮しちゃうくらい残念な男なんだ…
Aの思うような五条悟なんて何処にも居ない」
怒っているような悲しんでいるような綺麗な顔に皺を寄せる五条悟
『…つまり五条さんは後輩を痛ぶるのが趣味な…いだだだだ!!』
五条悟はAの頬を左右に引っ張る
「そうだね〜Aは弱いし頭悪いし鈍感だから早く呪術師辞めちゃえばいいのにね〜」
笑顔だが、目が笑っていない五条悟は
さらに強く引っ張った
『いひゃいいひゃい!ごふぇんなはい!!』
ぱっと手を離すとAの両頬は抓った所が赤くなっていてAは左手で頬をさする
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作者名:あんこ | 作成日時:2021年2月13日 9時