【呪術廻戦】こんなトリップ望んでない2 (ページ26)

今日:4 hit、昨日:15 hit、合計:606,948 hit

76 ページ26

76

腹を捲り、長い指を身体に添わせる

体内がほんのり暖かく、痛みが和らぐ
五条悟の反転術式により失った臓器が回復していく

治療の為、五条悟は仕方なく体に触れている

そう自分に言い聞かせているが、長い指は腹から脇腹
胸の下を撫でていく優しい手つきに
声が漏れる

『ﾊｧ…んっ…ありがとうございました』

「ここで死なれても寝つきが悪いからね……あと」

へそから鳩尾にかけて何かが通った

『んぁっ！……五条さん？！』

「宿儺の懺悔体中につけちゃって…そのまま帰ってもまた呪霊に襲われるよ？優しい僕が上書きしてあげる」

五条悟に視線を向けると、

Aを綺麗な瞳で見つめながら
赤く薄い舌が、形の良い唇から覗かせていて
「何か」が舌だったと気がつくと体が熱くなる

『だ、大丈夫です！高専に行けば大丈夫なので！！』

「高専に間に合わなかったらまた臓器売るんでしょ？Aだって満更でも無いみたいだし甘えなよ？」

抵抗するAを抑え込み、続行する

舌と唇が当たる音と体をまさぐる指がAの背中を弓なりにさせる

力では敵わないのはわかっているので

唇を強くかみ声を必死に抑える

「ははっなんだか、〇姦してるみたいだね？
Aって好きでもない奴に襲われて興奮しちゃうの？」

『……ご、五条さんだって…』

.