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どうやら呪霊の技により2人は四角いキューブ状の箱に閉じ込められたらしい
大分、目も慣れてきて伏黒の輪郭、体制も見えてきた
この箱は2人が入るにギリギリな状態で
伏黒が体育座りのような座りしか出来ず、
その上に跨るように膝立ちになるA
背中を曲げて壁に手を当てて、目の前は壁、
真下は伏黒の頭、Aもこの状況から動けない状態
『なにこれ…○○しないと出られない部屋?』
「は?まるま?なんですかソレ」
『いや、気にしないで…それよりこの壁どうにかして出れないかな』
モゾモゾと動き始めるAに静止をかける伏黒
「あんまり動かないで下さい…当たります……胸が」
あ、あ''〜〜〜ごめん、ごめんね伏黒恵
こんな歳も離れた女の胸を触らしてごめん!!
謝ろうとした時、太腿に嫌な感覚が這った
『んっ…』
「Aさん?」
『だ、大丈夫』
どうやらこの箱自体が先程の呪霊のようで
箱を変形させてAの太腿から垂れる血を舐め始めた
『…伏黒くん、この狭さにカエルって出せそう?』
「俺たちが居なければギリ…だと思います」
一か八か
『伏黒くん、私が合図したらカエルを出して、伏黒くんと私もカエルの口の中に収めて』
.
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作者名:あんこ | 作成日時:2021年2月13日 9時