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小さな廃墟ビルを目の前に車を止めて
3人は降りる



「大丈夫かと思いますが一応念の為、帳を下ろしますので」


『お願いします。さて、さっさと終わらせて帰ろうか伏黒くん』


「はい」




ビルに入り、呪霊を探す


この感じ…大物は上でふんぞり返って低級は下に追いやられてるって感じだな
じゃあ、やる事はひとつ




『伏黒くん、手分けして探しましょう。
私は上、伏黒くんは下を片付けます。片付いたら外に出て伊地知さんの所で待機』


「待ってください、この呪霊の感じ…上にブツが居ます。下が終わったら援護し『解散!』は!?」




素直にYESと言わない伏黒に解散を命じて
階段を駆け上がった

後ろから伏黒の声がするが無視をする


伏黒よりも先に片付けてしまえば問題ないのだから



階段を駆け上がり、扉を開けた



「イィア、ィィ二…お''ぃずル''……あぃ」


『よく分かってるじゃん3級呪霊』



Aは服の内側に貼ってある呪符を1枚目剥がした



.

67→←65 伏黒くんと



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作者名:あんこ | 作成日時:2021年2月13日 9時

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