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65 伏黒くんと ページ15

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『……伊地知さん』


「すいません駄目です」


「Aさん諦めてください」




伊地知が運転する車の中で伊地知とAの押し問答をしていたが、
とうとう伏黒まで伊地知側に付いてしまった



「……そんなに俺と任務するの嫌ですか?」



じっ、とAを見る

綺麗な顔をこちらに向けるんじゃない!
断りにくいでしょ!!


今回の任務は呪霊は推定3〜2級程度
A1人で祓える任務であったが何故か伏黒も同伴となった

念の為、との事だったが
基本1人で任務をしていたA、それは
Aの戦い方があまり見られたくないものであったからだ


もし伏黒に見られたらどうしよう……
絶対ドン引きされるな


無言で訴えかける伏黒に負け



『……宜しくお願いします』



押し負けたAは心の中で大きなため息をついた



.

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作者名:あんこ | 作成日時:2021年2月13日 9時

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