35履歴 ページ35
35
医務室のドアが勢いよく開く
微動だにしない家入は手元のコーヒーを軽く啜った
「ドアが壊れるじゃないか、悟」
五条悟は返事もなくズカズカと入ってくる
「Aに反転術式した時の検査書、見せて」
「女の履歴見るなんて悪趣味だぞ」
「早く見せろ」
家入は五条悟に書類を手渡した
パラパラと目を通した後、深いため息を吐いた
目を通したのを確認した家入は口を開いた
「日に日に呪霊に食わせてる部位が増えてる。最初は目に見える部位だったのが、段々と臓器に変わっていってる。
階級に合わない任務も増えてきたしな」
「知ってる。僕が秒で終わらしてきた」
書類をぐじゃぐじゃに丸める
「上の連中は任務に誤魔化して呪霊共々Aを消そうとしてる。悠仁の時みたいに」
「そうかもなAは人間爆弾みたいなものだ。厄介呪霊と一緒に消すのが自然で簡潔だ」
「……ほんとムカつくよね上もAも」
アイマスクで見えないがマスクの下は相当怒っていると思う家入だった
.
597人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんこ(プロフ) - ひゅーまんさん» お帰りなさい!!続編に続編を重ねて長い話数にまた目を通して頂けて大変嬉しく思います!そして1年も前に書いた作品にコメントを頂けると本当に嬉しく、励みになります!ありがとうございました!!! (2022年9月4日 21時) (レス) id: 2afadb9dbe (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - 一年位前に見て面白くて、ダメ元で題名検索してみたら未だ残ってて何かめっちゃ嬉しいです。(語彙力が、、、‼)とっても面白かったです‼改めて完結おめでとうございます! (2022年9月1日 21時) (レス) id: ddf55ed9f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんこ | 作成日時:2021年2月8日 21時