反実仮想を現実に【MHA】 (ページ28)

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彼女の父親(？)にAとの接触禁止を命じられたものの俺はそんなのに従う気はさらさらない。公安に迷惑がかからなければ基本的には何をしても怒られないからだ。

毎日内緒で会ったし花籠を名乗っている理由も聞いた。

彼女の両親が亡くなった理由も聞いた。

彼女の両親がいつも「雄英へ進学してほしい」と楽しそうに話していたことは俺も知っていた。

自分を縛りつけている殕汰を成敗できるように情報を集めたい。そして世間に公表して自由になりたいと彼女は言った。

俺は公安に縛りつけられた飛べない鳥だ。

Aは殕汰に縛りつけられた一輪の薔薇のようだった。

境遇も似てることから更に仲良くなった俺たちは、それから殕汰とその奥さんである茉弧さんの色々を突き止めた。世間に話せるようたくさんの情報を集めて準備をしてきた。

彼女が自由になるのを1番近くで支えたいと思うようになっていた。

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花籠茉弧 (ﾊﾅｶｺﾞﾏｺ)

花籠殕汰の嫁。HANAKAGOグループ副社長。
個性 : 狐
強い個性のはずだが彼女はそれを過大評価し続け訓練を怠った為弱い。ただただプライドの高い性格を形成する原因となってしまった。