反実仮想を現実に【MHA】 (ページ27)

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ホ「……A？」

俺が名前を呼べば、ビクッとわかりやすいくらいに肩を揺らして動揺し、泣きそうな目でこちらを見ながら震えていた。
どうした。なにがあった。そう聞こうと口を動かす前にAの横にいた背の高い見知らぬ男が口を開いた。

？「お前は誰だ？…………あいつらが気にかけてたやつか…？俺は知らんぞあともうAには近づくな。あいつは本当はAじゃない、花籠切凪なんだよ」

ホ「……その前に貴方が誰かわからないんですが」

？「あぁそうだなよく覚えておけ。俺の名前は花籠殕汰、あいつの父親だ。…まぁもう会うこともないだろうがな」

会長「あら花籠さん。この子は私達の羽ですよ。これからも長い付き合いしてやってください」

殕「…そうか。ただ切凪には近づくなよ？」

_____________Aの父親？俺の知ってる父親じゃない。俺の知ってる彼女の両親は2人ともどこか抜けてるけど街を守る立派なヒーローだった。どっちが本物なのかわからないしそれより ''花籠切凪'' って……Aはそれでいいのかな。

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花籠殕汰 (ﾊﾅｶｺﾞﾌｳﾀ)

Aの母親の弟。HANAKAGOグループ社長。
Aを昔からHANAKAGOの跡取りにしようと奔走しすぎていた。(訳は後々)
無個性。頑固でめんどくさく各方面から嫌われやすい。表面はよいので社長としての顔は100点。