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｢夜は好き｣
そう呟いたグレイの左手の指に俺の右手の指を絡めたままおたがい身体を相手のほうに傾けた。
軽く吹きつける夜の風にグレイの細い髪が揺れる。
｢昼間とは全然違う雰囲気がさ。静かさとか、明るさとか、匂いとか｣
そっと目閉じたグレイが俺の肩に頭乗せてきた。
｢好きな人が隣にいたら、なおさら｣
｢･･････｣
なにも言わずグレイのほうに首傾ける。
このまま、この時が終わらなければいい。
グレイが、俺の隣から消えなけれなんでもばいい。
朝なんてこなければ。
朝がくれば俺らは友達同士。
俺らは人前で身体の距離を縮めることも、触れることも出来ない。
｢･･････グレイ、｣
なんでもない。
ただその存在を確認したくて名前を呼ぶ。
それをわかってるのか、グレイは目を閉じたまま少し笑ってもっと俺に近づいてきた。
心臓が少し早く走る。
ちょうどいい心臓のはやさが気持ちよくて、俺はグレイが好きなんだって再確認した。
ずっと、このままで。
｢好きだグレイ｣
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晴瑠(プロフ) - ユキさん» いやん嬉しいです(*/ω＼*) (2019年4月5日 11時) (
レス) id: 6f26d111d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 面白い (2019年4月5日 1時) (レス) id: a9683f381c (このIDを非表示/違反報告)
晴瑠(プロフ) - るなさん» わあああああ！ありがとぉ！！ございます！嬉しい。頑張れちゃうます (2019年3月22日 22時) (レス) id: 6f26d111d0 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 続き楽しみです！頑張ってください！！ (2019年3月21日 5時) (レス) id: 087d3c3f2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴瑠 | 作成日時：2019年3月20日 7時
