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長かった授業も終わりを告げる
冬のせいで最近は日が落ちるのが早いその分、部活動の時間が短くなる






普段ならそれが嫌で堪らないが今は好都合だ
しかめっ面で体育館へ向かう









「あの、すいません」









後ろから可愛らしい声が聞こえる
私には出せないなーと思いつつ後ろを向く







「あの、これ天童君に渡してくれませんか?」







と、渡されたのは可愛くラッピングされたクッキー
私にくれる訳ではないのね








「いいよ、名前教えてくれる?」









覚はなに考えてるか分かんないやつだが、結構モテるなぜだ.....







「あ、ももかです」







百香、萌々香...色々考えたが、しっくりこなかったのでひらがなに変換する







「わかった、じゃあね」








手を振ったけど無視された
クッキーを投げてやろうかと思ったけどクッキーが可哀想だからやめておこ









さーて、今日もがんばろう1人で拳を上にあげる
えいえいおーってね

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作者名:來音 | 作成日時:2017年2月26日 20時

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