ヘタレ王子でも＊あいれなリアパロ ページ37
愛李side
楽屋でゲーム中。
数分後、妄想の世界から、この鳥によって現実に引き戻された。
明「なぁ」
愛「なに、鳥」
明「玲奈さんとキスした？」
愛「っ!?///」
明「……まじ？」
愛「…わ、悪いか」
明「いや、悪い！玲奈さん、待ってるかもよ」
愛「…だ、だって…玲奈さんだよ？美しくて、華奢なんだけど引きつけられる体……うん、とにかく可愛すぎる玲奈さんだよ！」
明「このヘタレが…」
愛「だって…」
明「はぁ…；」
玲奈side
さっきから､あいりんとちゅりちゃんが仲良くお話してる。
羨ましい…。
でも…あいりん。
私、あいりんの恋人だよ？
なんで…手をつないでくれなければ、キスもしてくれないの？
寂しいよ…
「あいりん……」
ちっちゃく呟いてみたけど、寂しさが増すだけで、なんの効果もない。
早く彼女のとこに行けばいいのに、それができない私の意地っ張りな性格は、どうにかならないのだろうか。
「……ふぅ、、うっ…」
すぐに泣いちゃうのも何とかならない？私。
「……玲奈さん？」
頭上から声がして顔を上げる。
「…あいり、ん…」
「泣いてるんですか…？」
あいりんの手が、私の髪の毛に触れて透くように撫でられる。
彼女の手が優しくて心地良い。
…でも、やっぱり寂しくて。
「…ふぇっ…うぅっ…」
新しい涙が、次々と私の頬を伝った。
「…玲奈さん、どうしましたか？」
「あい、りん…がっ…」
「…はい」
「手繋いだり、キスしたりしてくんないからっ…」
「あ…」
「…さみしく、て…」
「玲奈さん…」
「ばかっ…あいりん、の、ばかっ…」
「玲奈さん」
あいりんに名前を呼ばれ、気がついたら大好きな匂いがすぐそばにいた。
「…あいり…」
そこで初めて、私は彼女に抱きしめられてると確信したんだ。
「玲奈さんごめんなさい…私、ヘタレで」
「…」
「でもそれは、…玲奈さんを大事にしたかったんです…//」
「…大事に…」
「はい、そう簡単にキスして良いのかなって。ドキドキでした」
「…あいりん」
「…でも今日は…我慢しなくていいですかね？」
「へっ？…んっ…//」
「…玲奈さん…っ」
「……はぁっ…//」
頭がクラクラする程の、長いキス。
口の中が熱かった。
「…玲奈さん？」
「…？」
「大好きです」
「うん…おんなじ//」
どんなにヘタレでも、優しいこの王子が私は大好きです。
終
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ゲキカラ - お久しぶりです。管理人です。２の方でリクエスト募集していますので、よろしくお願いします！ (2015年3月19日 20時) (
レス) id: eeb75c8ac4 (このIDを非表示/違反報告)
ゲキカラ - 久しぶり、我が旧サイトよ…← (2014年10月1日 0時) (レス) id: 2cc74e3273 (このIDを非表示/違反報告)
ゲキカラ - 新サイト完成！一個小説も載せました♪ (2014年9月25日 23時) (レス) id: 2cc74e3273 (このIDを非表示/違反報告)
ゲキカラ - すみません！まだなんです>_< 占ツクの作り方は、友達から習ってるので、明日にでも作り方聞きますねー！！ (2014年9月24日 22時) (レス) id: 2cc74e3273 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 新サイトってもうありますか？ (2014年9月24日 20時) (レス) id: 7bce597cdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪ゲキカラ♪ | 作者ホームページ：http://sifuyu/nizigen/love
作成日時：2014年6月21日 13時
