自覚なし?*玲奈生誕記念小説(はーれな) ページ27
玲side
玲「ふあぁ…にゃむぃ…」
寝不足気味で登校です。松井玲奈です。
玲「ん〜あれ、飛行機雲だ。」
シューーっと青空に白線を描きながら進む飛行機を、私は手で小窓を作って覗いた。
玲「カシャッ…と。良いことあるかな」
上をずっと見てたから石につまづいて電柱に激突した…というのは華麗にスルーして下さい←
靴箱で「松井」を探す。
玲「あった、松井…よいしょっと…あれ?」
開かない。何で?なんか詰まってる?
玲「んーなんで?」
?「何が?」
玲「へ?…って、はーちゃん!?」
晴「…るっせぇな。朝っぱらから」
玲「ご、ごめんなさい」
晴「んで、どうしたんだよ」
玲「靴箱開かなくて…」
晴「ちょっとどいて」
グイッ
晴「開いたって…わっ!」
玲「どしたの。はーちゃん」
晴「いや、なんかめっちゃ溢れてきたけど」
玲「え?」
はーちゃんの肩に手をついて靴箱をみると、色とりどりの袋やら箱やらがギューギューに詰まっていた。
晴「詰まりの原因はこれか」
玲「うん。で?」
晴「ん?」
玲「何でこんないっぱい?」
晴「は?お前、今日何の日か知らねぇの?」
玲「……?」
晴「ハア…今日は7月27日。玲奈の誕生日だろ」
玲「え?…あ」
晴「…お前、すげぇよ逆に」
玲「そうかなぁ。でもさぁ、何でだろ…」
晴「何が」
玲「プレゼントいっぱい」
晴「…自覚なしかよ」呆れ顔
玲「?」
晴「あーもういいよ鈍感」
はーちゃんが何を言いたいのかわからなかったけど、取りあえずプレゼントを鞄に押し込んだ。
玲「はーちゃん、このプレゼントくれた人たち、私のこと毒殺する気じゃ」
晴「ばーか。何で好きな奴を毒殺しなきゃいけないんだよ」
玲「えっ?」
晴「ほんとバカだな」
玲「バカバカ言わないでよもう!」
晴「…玲奈」
玲「なに…きゃっ!?///」
返事をすると、いきなりはーちゃんに後ろから抱きしめられた。
顔が近くて、吐息も感じてクラクラする。
玲「は、はーちゃ///」
晴「…誕生日おめでと」
玲「はーちゃん//ありがとう」
晴「ん」
玲「あ…っ//」
顎をクイッと持ち上げられ、片手で体を抱き寄せられる。
…はーちゃんの顔が近づいてくるのを黙って受け入れた。
玲「…んっ…はぁ…」
晴「…声抑えろって、聞こえんだろ」
玲「だって…んんっ…」
晴「…んっ…後は夜まで我慢しよ」
玲「え//」
晴「覚悟しとけよ?」
ニヤっと笑ってその場を去るはーちゃんを、ただただ赤面して見送った。
そのあとはご想像のとおりです、はい//
終
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ゲキカラ - お久しぶりです。管理人です。2の方でリクエスト募集していますので、よろしくお願いします! (2015年3月19日 20時) (レス) id: eeb75c8ac4 (このIDを非表示/違反報告)
ゲキカラ - 久しぶり、我が旧サイトよ…← (2014年10月1日 0時) (レス) id: 2cc74e3273 (このIDを非表示/違反報告)
ゲキカラ - 新サイト完成!一個小説も載せました♪ (2014年9月25日 23時) (レス) id: 2cc74e3273 (このIDを非表示/違反報告)
ゲキカラ - すみません!まだなんです>_< 占ツクの作り方は、友達から習ってるので、明日にでも作り方聞きますねー!! (2014年9月24日 22時) (レス) id: 2cc74e3273 (このIDを非表示/違反報告)
ayame(プロフ) - 新サイトってもうありますか? (2014年9月24日 20時) (レス) id: 7bce597cdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪ゲキカラ♪ | 作者ホームページ:http://sifuyu/nizigen/love
作成日時:2014年6月21日 13時