【栄】TWO ROSES

緊張して＊玲奈生誕記念小説(あいれな) ページ26

愛李side

今日は7月27日。
私の大好きなあのお方の誕生日だ。

だけど、だけどもね、、
私、ヘタレ代表。
緊張でまだおめでとうも言えてない…。


愛「はぁ…頑張れよ自分…」

パソコンのディスプレイを開く。
こういう時はね、癒やしだ癒やし。

厳重にロックされているフォルダーのパスワードを１つ１つ解いていく。


カタカタ、カチカチという音だけがホテルの部屋に響いて、最後のパスワードを解くと同時に私の変態スイッチも自動でONになった。

パソコンの画面に映るのは玲奈さん盗撮コレクション。
画像を拡大するためのダブルクリックが妙に震える。


愛「れ、れなしゃ…!!///」


なんて可愛いんだろうこの人は。
パソコンでさえ直視できない自分が情けない。


愛「れ、れなさん…(*´Д｀*)っ////」

「んーなぁにぃ？」


(°°)

天使の声が聞こえたと思ったのは気のせいだろうか←

幻聴だ。私ってばどんだけ玲奈さんのことを考えてるんだか。


「ねーぇ、あいりんってばぁ」


(°°)(°°)


愛「ぇ？;」

恐る恐る振り返ると

愛「れ、玲奈さん!?」
玲「ん?」

(゜o゜;

私はパソコンを全力で閉めた。
これを見られたら一貫の終わりである。


愛「えーっと、玲奈さん？どうしたんですか、この夜中に」
玲「んーあのねぇ、眠れなくて！」


なんですか、その舌足らずの可愛い喋り方！

愛「怖い夢でも見ましたか？」
玲「(こくんっ」涙目


なんだこの可愛い生き物！(*´Д｀*)

愛「大丈夫ですよ、大丈夫」
玲「ん…」


SKEでは玲奈さんが先輩でも、年は私の方が上だ。
彼女を膝に乗せて頭を優しく撫でた。


玲「…あのね、あいりん」
愛「はい?」
玲「まだあいりんにおめでとうって、れな言ってもらえてない…」
愛「あ…」
玲「…忘れちゃった?」涙目
愛「ち、違います！き、緊張して言えなかったんです！」
玲「…じゃあ、今言って…?」


涙目＋上目遣いって…
私の理性崩壊します玲奈さん。

愛「玲奈さん、お誕生日おめでとうございます…//」
玲「…えへへ//ありがとぉ」


か、可愛すぎるっ//
しかも私の胸にすり寄ってくるし！


玲「…あいりん、れな寝る…」
愛「はい、寝ましょうね」
玲「今日はあいりんと寝るもん…」
愛「え、玲奈さ」
玲「(-_-)zzz」
愛「…寝ちゃったか」


ゆっくりと玲奈さんを抱き上げてベッドに寝かせる。

愛「…天使」

取りあえず寝顔を脳内フォルダに保存。
　


愛「…おめでとう、玲奈さん」



告白できるのは、いつかな…


終

自覚なし？＊玲奈生誕記念小説(はーれな)→←雨が降れば＊学パロ(じゅりれな)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す