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榎本虎太朗&瀬戸口雛 ページ7

side雛

虎太朗って…何あげたら喜ぶんだろ?

サッカー関係のグッズ?

それともゲーム?

あ、やっぱ男子高校生だし食べ物……?

意見がまとまらなくて、
適当にショッピングモールを歩く。

「・・・あれ?瀬戸口さん?」
えっ……。
この声、高見沢さん⁉

後ろを振り返ると、
そこには高見沢さんと柴崎君が立っていた。

「へっ⁉二人共なんで……あ、デート⁉」

「せいかーい!」
柴崎君が手で大きなマルをつくり、叫んだ。

その顔は凄く嬉しそうで、
高見沢さんも隣で頰を赤らめている。

わぁ……超リア充。

「それにしても、今日は忙しいな?
さっきは虎太朗に…」
そこまで言ったとき、

「うっ!」

高見沢さんが柴崎君に
ひじ鉄をお見舞いした。

「それは言わない約束でしょ!」

「あー、そーだったっけ?」

「もう、ホントに口が軽いんだから!」

・・・え⁇虎太朗?なんで虎太朗?

「ねえ、虎太朗がどうしたの?」

私がそう訊くと、急に高見沢さんが慌てたように答える。

「な、なんでもないからっ!
ホントになんでもないから‼‼」

かなり怪しかったけど、
それは彼女にとって
あまり触れられたくないところなんだろう。

そう思って、それ以上訊くのはやめた。

代わりに柴崎君に、別の質問をする。

「あの、サッカー好きの男子高校生って……
何貰ったら喜ぶと思う?」

「サッカー好きの男子?……それって、虎太朗のこと?」

「え!?……んーと、う、うん」

「へえ〜」

そう言って柴崎くんはニヤニヤする。

「柴崎!」

本日二度目の高見沢さんのひじ鉄。

「いってぇー」

そういいながらも柴崎くんは楽しそう。
いいなぁ、付き合ってるって……

「んで、虎太朗へのプレゼントだっけ?
んー、雛ちゃんからだったら、基本なんでも喜ぶと思うよ」

「えー……もっと具体的に何を欲しがってる、とかない?」

「それは雛ちゃんが考えないと。プレゼントの醍醐味はそこでしょ?」

……それもそっか!

「二人とも、ありがとう!頑張ってみる!」

「おう、頑張れよー」

「頑張ってね!」

「二人ともデート楽しんできてね!」

「おう」

「……うん」

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ラッキーアイテム、食べ物

白衣


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設定タグ:HoneyWorks , さくら , monamie   
作品ジャンル:恋愛
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- 続きが早く見たい!楽しみにしてます!無理はせずに、更新していただけると嬉しいです(*^ω^*) (2019年2月24日 17時) (レス) id: 4ec9130379 (このIDを非表示/違反報告)
monamie(プロフ) - 夢華さん» コメントありがとうございます!更新遅くなってすみません(泣)これからもちょくちょく更新していくので、読んでいただけると嬉しいです!! (2018年10月31日 0時) (レス) id: 56daecd428 (このIDを非表示/違反報告)
夢華(プロフ) - 続き、気になるー!更新、頑張って下さい! (2018年10月29日 18時) (レス) id: 097c788ef8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mon aine、monamie | 作成日時:2018年4月22日 12時

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