６７ いたずら仕掛け人 ページ17
今日は気分を変えて、外で勉強しよう。
そう思って外を歩いていた矢先、突然地面が消えた。
え？うわ！！
幸か不幸か、穴のそこには泥沼があって怪我をすることはなかった。服は泥だらけだけど。
最悪・・・うわ！
沼の中から出てきたロープが体に巻きついて、上へと強制的に引き上げられる。
うっ、ロープが食い込んで痛い。
ていうかこれ、僕がピーブスに教えたいたずらだ。
僕にはやるなって言っておいたのに。
そう思ってたら人が来た。
こんな姿を見られたら・・・最悪だ。
「おっと？今度釣れたのはスリザリンだ。」
来たのは赤毛の男。赤と金色のネクタイ。グリフィンドール生の先輩みたいだ。
ん？釣れた？
「本当だ。しかもブラック家の当主様だな。」
さらにもう一人来た。
・・・目がおかしくなったかな。二人がまったく同じ顔に見える。
いや、それとも僕が乱視になったのかな。
「こりゃあ大物だぜ、兄弟。」
「あぁ、さあどう調理しようか。」
・・・僕がおかしいんじゃないみたいだ。
双子かな、すごいそっくりだ。
『あの、これ君らが仕掛けたわけ？』
「ああ、そうだが？」
「気に入ってくれたか？」
『気に入るわけないでしょ。さっさと外してよこのロープ。』
「んー、そういつはできない相談だ。」
「こんな大物が釣れる機会はめったになくてね。なにか面白いことをしたいんだ。」
・・・僕が考えたやつなのに。
『あのさ、いっとくけどこれ僕が考えたやつだよ？ピーブスに教えただけなのに、なんで君らが知ってるわけ？』
すると二人は目を見開いた。
「おいおい、冗談だろ？こんないかしたいたずらを当主様が考えたって？」
『そう言ってるでしょ。ねえ、早く降ろして。縄がおなかに食い込んで痛いんだよ。』
「おっとこれは失礼した。」
急に態度が変わったな。
片方が僕の体を支えておいて、もう一人がロープを切って下に降ろしてくれた。
・・・まったく、してるのを見てる分には面白いけど、されるのはごめんだな。
「ローブ泥だらけにして悪かった。大丈夫か？」
『はっ、ずいぶん態度が変わったね。ああ、今更ブラック家が怖くなったの？安心しなよ、君らみたいな奴らにいちいち対処できる程、僕は君らと違って暇じゃないよ。』
僕の嫌味にも二人は嫌な顔一つしない。
それどころか二人はお互いを見つめあってうなずいた。
なんだ？
「「俺達、いたずら仕掛人の仲間にならないか？」」
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私は�� - わー！！嬉しいです、ありがとうございます！ (2022年12月22日 16時) (
レス) id: 6dc15efeab (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 好きです (2022年12月20日 18時) (レス) @page31 id: f311cd81c1 (このIDを非表示/違反報告)
私は�� - ログ（以下略）。ありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです！ (2022年11月18日 23時) (レス) id: 6dc15efeab (このIDを非表示/違反報告)
樹里 - すごく面白いです更新頑張ってください (2022年11月17日 22時) (レス) @page8 id: 9ada6708fb (このIDを非表示/違反報告)
私は�� - ログインしておりませんが作者です。ありがとうございます！励みになります！うーん、悩みますね。たぶんならないかと思われます。大親友ってとこですかね。 (2022年11月16日 22時) (レス) id: 6dc15efeab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：私は�� | 作成日時：2022年11月11日 22時
